“ノット・ヒズ・デイ”。好機が訪れるも決め切れず
ドイツ2部のホルシュタイン・キールで奮闘中の町野修斗。現地9月2日に行なわれたリーグ第5節のパダーホルンとのホームゲームに、3-5-2の2トップで、5試合連続となるスタメン出場を果たす。
前半に2度のチャンスを決めきれなかった町野は、2-1とリードした85分までプレー。その後もチームはリードを守り抜き、キールは4勝1敗で暫定首位に浮上した。
最初のチャンスは開始6分に訪れた。ドルトムントからレンタルで来ている18歳のトム・ローテが左サイドを持ち上がりながら、左足で鋭いクロスを送ると、反対側でフリーになった町野はワンバウンドしたボールを胸トラップ。
そこから右足で打つと見せかけてディフェンスを内側に外し、左足で強烈なシュート。相手GKヤニック・フートの左手をかすめた弾道は右ポストを叩いた。
その6分後に、CKの流れからクロスをFWロベルト・ライペルツに合わされる形で、パダーホルンに先制されてしまったキールだが、31分、フィン・ポラスのクロスを左サイドから飛び出したローテが合わせて前半のうちに同点に追いつく。
さらに61分には、高い位置でのボール奪取を起点に、スティーブン・スクリプスキが狙いすましたロングシュートでGKの頭上を越して、逆転ゴールを決めた。
「2点目は、ゴールキーパーもかなり前に出てるイメージはずっとあったんで、まあ(スクリプスキの)シュートがスーパーでしたけど、良い守備から一番良い形というか、一番簡単な形で点を取れた。僕はあんまり、何もしてないですけど」
前半に2度のチャンスを決めきれなかった町野は、2-1とリードした85分までプレー。その後もチームはリードを守り抜き、キールは4勝1敗で暫定首位に浮上した。
最初のチャンスは開始6分に訪れた。ドルトムントからレンタルで来ている18歳のトム・ローテが左サイドを持ち上がりながら、左足で鋭いクロスを送ると、反対側でフリーになった町野はワンバウンドしたボールを胸トラップ。
そこから右足で打つと見せかけてディフェンスを内側に外し、左足で強烈なシュート。相手GKヤニック・フートの左手をかすめた弾道は右ポストを叩いた。
その6分後に、CKの流れからクロスをFWロベルト・ライペルツに合わされる形で、パダーホルンに先制されてしまったキールだが、31分、フィン・ポラスのクロスを左サイドから飛び出したローテが合わせて前半のうちに同点に追いつく。
さらに61分には、高い位置でのボール奪取を起点に、スティーブン・スクリプスキが狙いすましたロングシュートでGKの頭上を越して、逆転ゴールを決めた。
「2点目は、ゴールキーパーもかなり前に出てるイメージはずっとあったんで、まあ(スクリプスキの)シュートがスーパーでしたけど、良い守備から一番良い形というか、一番簡単な形で点を取れた。僕はあんまり、何もしてないですけど」
そう町野はキールの2点目のシーンを振り返るが、町野も含めた連続性のある前からのディフェンスが導いたゴールだった。チームに一体感があり、上位争いに絡むのも分かるキールの戦いぶりだった。
そのなかで町野は最初のチャンスに続いて、中央で抜け出して1対1から至近距離のシュートを止められてしまうなど、いわゆる“ノット・ヒズ・デイ”に終わってしまった。
それでも守備では終盤までボールを精力的に追って、パダーホルンの攻撃を規制し続け、9番のベネディクト・ピヒラーとともに前線で深みを取ったと思えば、二列目に下りてチャンスの起点になるなど、湘南ベルマーレで見せてきたような動きをドイツの地でも披露していた。
「逆転できて良かったんですけど、まあ自分は決めれてないんで、もやもやしてます」
そう率直に振り返った町野だが、2つの大きなチャンスを決めきれなかったことには「こういう日もあるんで、切り替えて、次に活かしていきます」とサバサバしていた。
やはりチームが勝利できたこと、FWとしてゴールという結果で応えられなかったこと、両方の思いが混ざっているのだろう。
【PHOTO】2023年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち
そのなかで町野は最初のチャンスに続いて、中央で抜け出して1対1から至近距離のシュートを止められてしまうなど、いわゆる“ノット・ヒズ・デイ”に終わってしまった。
それでも守備では終盤までボールを精力的に追って、パダーホルンの攻撃を規制し続け、9番のベネディクト・ピヒラーとともに前線で深みを取ったと思えば、二列目に下りてチャンスの起点になるなど、湘南ベルマーレで見せてきたような動きをドイツの地でも披露していた。
「逆転できて良かったんですけど、まあ自分は決めれてないんで、もやもやしてます」
そう率直に振り返った町野だが、2つの大きなチャンスを決めきれなかったことには「こういう日もあるんで、切り替えて、次に活かしていきます」とサバサバしていた。
やはりチームが勝利できたこと、FWとしてゴールという結果で応えられなかったこと、両方の思いが混ざっているのだろう。
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