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イタリア行きに苦労するもついにアッズーリとメガクラブへ。エデルの「知られざる波乱万丈伝」

カテゴリ:ワールド

弓削高志

2016年02月01日

セリエB得点王に輝いて再度のセリエA挑戦へ。

エンポリに所属した09-10シーズンはセリエB得点王に。イタリア国内での知名度を一気に上げた。(C)Getty Images

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 待ちに待ったエデルのセリエAデビューは、07年3月のラツィオ戦で訪れた。しかし、トントン拍子とはいかなかった。その後も4試合に出場したもののゴールは奪えず、翌シーズンは半年間まったく出場機会が与えられなかった。
 
 結局、08年1月にフロジノーネ(当時セリエB)へレンタルされ、その間にエンポリは2部に降格してしまう。1年半の武者修行を経験したエデルはそれでも腐らず努力を続け、一皮剥けてエンポリに復帰する。成果はすぐに現われ、09-10シーズンには27ゴールを挙げてセリエBの得点王に輝いた。
 
 この活躍により、翌シーズンにはセリエAのブレッシャへのレンタル移籍が実現する。2節のパレルモ戦で待望のセリエA初得点を挙げると、強豪のローマやユベントスからもゴールを奪った。
 
 スポーツ紙の一面やTVのトップニュースを飾るような存在ではなかったが、CFやセカンドトップはもちろん、ウイングやトップ下でも継続的に違いを作るエデルの評価は、徐々に上がっていった。
 
 チェゼーナを経て12年1月に加入したサンプドリアでは、瞬く間にエースの座に君臨。13-14シーズンにはセリエAの舞台で初めて二桁得点(12ゴール)をマークした。
 
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