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狙った獲物は逃さない――相馬勇紀はいかにしてカタール行きを叶えたのか。妻に誓った「絶対に最後で取り返す」

カテゴリ:日本代表

今井雄一朗

2022年11月02日

Jリーガーでも「やれるってことは示したい」

名古屋ではウイングバックを経験。プレーに幅と奥行きが出てきたのは好材料だ。(C)SOCCER DIGEST

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 名古屋でのウイングバック経験は3バックというオプションに対しても親和性を呼び、森保ジャパンにおける相馬の価値を高めた。シーズンを通して主力として闘い続けたことで、ゲーム体力もコンディションも鍛えられたと言い、ドイツやスペイン、コスタリカが相手でも突破のイメージは膨らんでいる。

「海外でプレーする選手に比べて僕は知られてない。どういう選手なんだってことを相手は感じながらプレーすると思う。特に相手と対峙する一発目で意表を突くというか、相手がびっくりする速さや瞬発力を出せる準備をしっかりして闘っていけたら」
 
 欧州遠征でも、東京オリンピックでも、相馬のスピードは十分な武器として輝いた。ワールドカップが舞台でも、その威力は変わらない。

「Jリーグ代表と括るのはあまり好きではないんですけど、前線にJリーグの選手が一人ということでは、Jリーグの選手でもやれるってことは示していきたい」

 狙った獲物は逃さないのが相馬勇紀である。1得点・1アシストの前に誓った言葉は、「世界の相手とも闘って、そこで勝って、日本を勝利に導きたい」。結果をもたらす男の宣言に、我々はただ期待していればいい。

取材・文●今井雄一朗(フリーライター)

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