アグレッシブな対人守備が真骨頂。
ホセ・ヒメネス(アトレティコ・マドリー/ウルグアイ代表) 1995年1月20日生まれ
この夏、DFラインの刷新に踏み切ったアトレティコ・マドリーで、急激に注目度を高めているのがホセ・ヒメネスだ。
ゴディンと並ぶ守備の要だったミランダがインテルへ移籍。その穴埋めとしてサビッチを獲得したものの、シメオネ監督は3年目のヒメネスをゴディンの相棒に指名した。実際8月23日の開幕戦ではこのふたりがCBコンビを組み、完封勝利をもたらしている。
CBの3番手ながらリーガで20試合に出場した昨シーズンは、ヒメネスにとって飛躍の1年となった。初めて踏んだCLの舞台でも、堂々たるプレーを披露。20歳にしてこの大出世は、明るい未来を予感させる。
母国ウルグアイのダヌビオでプロデビューを飾ったのが12年11月で、翌年7月にアトレティコに移籍。プロでの実績が皆無に等しかったものの、アトレティコのスカウトはポテンシャルの高さを見抜いていた。その期待に応えるように、ヒメネス自身も順調に成長を遂げている。
ウルグアイ人らしいアグレッシブな対人守備が真骨頂で、とりわけ空中戦に滅法強い。インターセプトも得意で、高い集中力と俊敏性を駆使して相手の攻撃を寸断する。
昨年のブラジル・ワールドカップに続き、先のコパ・アメリカにも出場するなど、国際舞台で貴重な経験を積み、ますます逞しさが増している。新生アトレティコを支える守備のニューリーダーとして、期待は膨らむばかりだ。
文:アリツ・ガビロンド
翻訳:下村正幸
この夏、DFラインの刷新に踏み切ったアトレティコ・マドリーで、急激に注目度を高めているのがホセ・ヒメネスだ。
ゴディンと並ぶ守備の要だったミランダがインテルへ移籍。その穴埋めとしてサビッチを獲得したものの、シメオネ監督は3年目のヒメネスをゴディンの相棒に指名した。実際8月23日の開幕戦ではこのふたりがCBコンビを組み、完封勝利をもたらしている。
CBの3番手ながらリーガで20試合に出場した昨シーズンは、ヒメネスにとって飛躍の1年となった。初めて踏んだCLの舞台でも、堂々たるプレーを披露。20歳にしてこの大出世は、明るい未来を予感させる。
母国ウルグアイのダヌビオでプロデビューを飾ったのが12年11月で、翌年7月にアトレティコに移籍。プロでの実績が皆無に等しかったものの、アトレティコのスカウトはポテンシャルの高さを見抜いていた。その期待に応えるように、ヒメネス自身も順調に成長を遂げている。
ウルグアイ人らしいアグレッシブな対人守備が真骨頂で、とりわけ空中戦に滅法強い。インターセプトも得意で、高い集中力と俊敏性を駆使して相手の攻撃を寸断する。
昨年のブラジル・ワールドカップに続き、先のコパ・アメリカにも出場するなど、国際舞台で貴重な経験を積み、ますます逞しさが増している。新生アトレティコを支える守備のニューリーダーとして、期待は膨らむばかりだ。
文:アリツ・ガビロンド
翻訳:下村正幸