日本人離れした身体の強さとスピードは世代屈指
細谷はU-23アジア杯で2ゴールを奪ったストライカー。鋭い裏抜けは柏でも実証済みで、U-21代表でもタイミングの良い抜け出しからチャンスに幾度となく絡んでいる。また、今季は相手を背負うプレーが安定し、クロスボールに入るタイミングも向上してきた。
守備でも前線からのプレッシングを効果的に仕掛けられるようになっており、以前のように泥臭く戦うだけのFWではなくなりつつある。現在の森保ジャパンでは、国内組のFW陣は層が薄く、上田綺世も夏のマーケットで鹿島からサークル・ブルージュに移籍。その点を踏まえても、細谷が招集される可能性は決して小さくないはずだ。
U-23アジア杯組に期待がかかる一方で、怪我で大会に参加できなかった2人もメンバーに食い込む余地がある。1月にA代表候補合宿を経験しているDF西尾隆矢(C大阪)は、怪我の影響でU-23アジアカップに参戦できなかったが、本来であればパリ五輪世代において最終ラインの柱を担うべき人材だ。
身体の強さを生かした1対1の強さや正確なフィードが持ち味で、戦術理解力も持ち合わせている。メンタルの強さもあり、3月のドバイ杯では環境の変化に戸惑わず、むしろ楽しむ余裕すら見せていた。クラブでは出場機会を減らしているが、A代表で見たいタレントのひとりだ。
守備でも前線からのプレッシングを効果的に仕掛けられるようになっており、以前のように泥臭く戦うだけのFWではなくなりつつある。現在の森保ジャパンでは、国内組のFW陣は層が薄く、上田綺世も夏のマーケットで鹿島からサークル・ブルージュに移籍。その点を踏まえても、細谷が招集される可能性は決して小さくないはずだ。
U-23アジア杯組に期待がかかる一方で、怪我で大会に参加できなかった2人もメンバーに食い込む余地がある。1月にA代表候補合宿を経験しているDF西尾隆矢(C大阪)は、怪我の影響でU-23アジアカップに参戦できなかったが、本来であればパリ五輪世代において最終ラインの柱を担うべき人材だ。
身体の強さを生かした1対1の強さや正確なフィードが持ち味で、戦術理解力も持ち合わせている。メンタルの強さもあり、3月のドバイ杯では環境の変化に戸惑わず、むしろ楽しむ余裕すら見せていた。クラブでは出場機会を減らしているが、A代表で見たいタレントのひとりだ。
同じくU-23アジア杯を怪我で招集辞退となったFW小田裕太郎(神戸)も面白い。日本人離れした身体の強さとスピードは世代屈指のレベル。ドバイ杯ではクロアチアとの初戦で途中出場ながら決勝点を挙げるなど、ここぞという場面での決定力も光る。
今季はリーグ戦でまだ無得点だが、吉田孝行監督が就任してから3試合連続で先発出場を果たしており、コンディションも上がってきた。右のウイングと最前線をこなす汎用性も含め、A代表で試してほしい人材だ。
パリ五輪世代から果たして何名の選手がA代表に引き上げられるのか。大岩監督は普段から「A代表経由パリ五輪」というフレーズを口にしている。E-1の活躍次第ではさらなるステップアップも見込めるだけに、若きタレントたちの動向から目が離せない。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【PHOTO】パリ五輪を目指す日本の若き精鋭たち。松木玖生らがトレーニングキャンプに参加
今季はリーグ戦でまだ無得点だが、吉田孝行監督が就任してから3試合連続で先発出場を果たしており、コンディションも上がってきた。右のウイングと最前線をこなす汎用性も含め、A代表で試してほしい人材だ。
パリ五輪世代から果たして何名の選手がA代表に引き上げられるのか。大岩監督は普段から「A代表経由パリ五輪」というフレーズを口にしている。E-1の活躍次第ではさらなるステップアップも見込めるだけに、若きタレントたちの動向から目が離せない。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【PHOTO】パリ五輪を目指す日本の若き精鋭たち。松木玖生らがトレーニングキャンプに参加