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フットサルの選手→監督からの叩き上げ。清水の新指揮官ゼ・リカルドの異色のキャリア【現地発】

カテゴリ:Jリーグ

リカルド・セティオン

2022年06月18日

「4-1-4-1は未来のシステム」

 ゼ・リカルドは決して有名な監督ではない。しかし若いながらも多くの経験を積んでいる。南米だけでなくヨーロッパのサッカーの薫陶もうけている。2018年にはリオ州の最優秀監督に選出された。

 好んで使うフォーメーションは4-1-4-1。これは状況に応じて、4-3-3にも3-4-3にも変化させることができる。

「4-1-4-1は未来のシステムだと思う」と彼はよくインタビューで言っている。
 
 常に学ぶ姿勢を止めない人でもある。父が病気になってからは新聞スタンドで働きながら、大学の体育学部を卒業。教師の資格も持っていて、実際に地元の専門学校で、何度か教壇に立ったこともある。優秀な教育者であり、多くのユース年代のチームを任されてきたのもその証拠だろう。

「対戦相手を最大に敬う方法は、常に真剣に戦うことだ。それに今日の敵は、明日のチームメイトかもしれない。いつもこのことを念頭にプレーするんだ」

 それが彼の口癖だ。彼を知る誰もが、口をそろえて彼の人となりを褒める。温厚で真面目で、他者をリスペクトする。こう言った点は日本と非常に相性がいいのではないかと思う
 
 ロナウド、ロビーニョ、カカ、ネイマール…ブラジルのトッププレーヤーの多くがフットサル出身だ。フットサルで培ったテクニックが、役に立っているのだと言われている。ゼ・リカルドもフラメンゴを率いる際に、フットサルの経験が大いに役立ったと言っている。

 彼は数少ないサッカーとフットサル両方を指導することのできる監督だ。清水でも選手にフットサルの素養も教えることができたら、そのケミカルがチームに大いなるマジックをもたらすかもしれない。

文●リカルド・セティオン
翻訳●利根川晶子

【著者プロフィール】
リカルド・セティオン(Ricardo SETYON)/ブラジル・サンパウロ出身のフリージャーナリスト。8か国語を操り、世界のサッカーの生の現場を取材して回る。FIFAの役員も長らく勤め、ジーコ、ドゥンガ、カフーなど元選手の知己も多い。現在はスポーツ運営学、心理学の教授としても大学で教鞭をとる。

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