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南野拓実のリバプール3年目は成功と言えるのか? 悔しさと嬉しさが入り混じる複雑なシーズンを振り返る【現地発】

カテゴリ:海外日本人

田嶋コウスケ

2022年06月01日

FAカップ優勝後のセレモニーで…

FAカップ優勝で喜びを爆発させるリバプールの選手たち。(C)Getty Images

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 筆者が最も印象に残っているのは、5月14日に行なわれたFAカップ決勝の優勝セレモニーである。

 大会で3ゴールをマークしてチームの優勝に大きく貢献した南野だったが、決勝戦では20名の登録メンバーから外れた。リバプールがPK戦の末にタイトルを獲得した一戦を、ピッチの外から見守った。

 優勝セレモニーが始まると、選手たちはウェンブリー・スタジアムの2階席まで上がり、英王室のウィリアム王子からトロフィーが手渡された。だが2階席まで行けるのは、先発とベンチに入った選手のみ。同大会のチーム得点王である背番号18は、ピッチから仲間の歓喜を見つめるしかなかった。
 
 選手たちがトロフィーを手にピッチに戻ってきても、南野は喜びを爆発させる主力選手たちの輪の中に積極的には加わらなかった。もちろん笑顔は見せていたが、チアゴ・アルカンタラやマネが雄叫びを上げならゴール裏のサポーターたちにトロフィーを掲げても、その様子を遠くから眺める時間のほうが圧倒的に長かった。

 チームのタイトル獲得は嬉しい。だが最後はベンチ外となり、諸手を挙げては喜べないというもどかしさが伝わってきた。そんな微妙な心境が、FAカップの戴冠式で垣間見えた。
 
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