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南野拓実のリバプール3年目は成功と言えるのか? 悔しさと嬉しさが入り混じる複雑なシーズンを振り返る【現地発】

カテゴリ:海外日本人

田嶋コウスケ

2022年06月01日

決定打はディアスの加入

今冬にポルトから加入したディアス。この強力なライバルの出現で、南野はベンチ入りもままならなくなった。(C)Getty Images

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 今シーズンを振り返ると、アフリカ選手権への参加でサラーとマネがチームを離れ、ルイス・ディアスが加入した今年1月がターニングポイントだった。

 サラーとマネが離脱する直前の12月下旬、元イングランド代表FWで現解説者のイアン・ライト氏が、南野やディボク・オリギを含む控え組について言及していた。「彼らにとって、この1月は勝負になる。ここで活躍すれば、序列を引き上げることも不可能ではない。だが活躍できなければ、間違いなく選手の入れ替えが行なわれるだろう。すなわち彼らの未来は難しくなる」とし、主力であるサラーとマネがいない1月が、日本代表の10番にとって重要な時期になると位置づけていた。

 結論から先に言えば、南野はチャンスを活かせなかった。12月下旬に軽症で戦線離脱した影響も重なり、3トップの一角には控え組のアレックス・オックスレイド=チェンバレンが抜擢された。
 
 さらに1月30日、リバプールはポルトから移籍金4500万ユーロ(約58億円)でコロンビア代表FWディアスの獲得を発表した。「練習初日から戦術にフィットしていたので驚いた。古くからこのチームにいるかのようだ」とクロップ監督はディアスを高く評価。本人も期待に応え、プレミアリーグデビューからおよそ1週間後に初ゴールをマークした。すぐにレギュラー組に昇格し、「今季プレミアリーグのベスト補強の1人」と絶賛されるほどの活躍を見せた。

 ディアスの加入を機に、南野の出場機会は減り、ベンチ入りさえままならなくなった。4月以降は公式戦の出番が1試合のみ。FWとしての序列が低下し、厳しい状況はさらに悪化した。
 
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