残留の切り札といっても過言ではない
●遠藤航(シュツットガルト/MF)…70点(よくやった)
17試合1得点・2アシスト
東京五輪参戦による過密日程、そして前半戦を16位で折り返すなどチームが苦しい状況にいることもあり、昨シーズンほどのインパクトを残せているわけではない。ただ、時折疲れを感じさせるシーンはあるものの、それでもリーグ全体で見れば高いレベルのプレーを披露している。キャプテンとして必死に奮闘している点も評価したい。
役割の変化にもうまく対応している。昨シーズンに得点源として活躍していたサシャ・カライジッチ、シラス・カトンバらが負傷で長期離脱している影響もあり、今季はここまでインサイドハーフでの起用が増えており、より攻撃的なプレーが要求されている。その中で、相手のプレッシャーを受けながらも勇敢にボールを引き出し、アタッキングサードでのチャンスメークに貢献。0-5で大敗した16節のバイエルン戦では、王者の圧力に飲み込まれた味方選手が次々にボールを失っていく中、しっかりとボールを収めて、時間とスペースを作って味方にパスを提供していたのがとても印象的だった。
●伊藤洋輝(シュツットガルト/DF)…90点(ほぼ申し分なし)
17試合1得点・0アシスト
リーグ最優秀若手選手の一人に入るだけのインパクトを残している。難しい状況でも物怖じせず冷静さを失わずにプレーできる点は素晴らしい。当初は負傷欠場していた主力選手の穴埋め要員だったが、攻守両面におけるハイパフォーマンスの連続で監督の信頼をがっちりと掴んでみせた。
1対1では激しく、状況に応じて的確にカバーに動くなどうまく対応している。攻撃面では確実な組み立てができる左利きのCBの存在は非常に大きい。中盤やFW陣に縦パスをあてるだけではなく、逆サイドの深いところへ飛ばすことができるダイアゴナルなサイドチェンジはチームの貴重な武器となっている。CBだけではなく左WBとしても経験を積んでおり、後半戦も主力としての活躍が期待される。
【動画】 最終ラインから攻め上がり、利き足とは逆足で衝撃のゴラッソ!伊藤洋輝が決めた鮮烈なブンデス初ゴール
17試合1得点・2アシスト
東京五輪参戦による過密日程、そして前半戦を16位で折り返すなどチームが苦しい状況にいることもあり、昨シーズンほどのインパクトを残せているわけではない。ただ、時折疲れを感じさせるシーンはあるものの、それでもリーグ全体で見れば高いレベルのプレーを披露している。キャプテンとして必死に奮闘している点も評価したい。
役割の変化にもうまく対応している。昨シーズンに得点源として活躍していたサシャ・カライジッチ、シラス・カトンバらが負傷で長期離脱している影響もあり、今季はここまでインサイドハーフでの起用が増えており、より攻撃的なプレーが要求されている。その中で、相手のプレッシャーを受けながらも勇敢にボールを引き出し、アタッキングサードでのチャンスメークに貢献。0-5で大敗した16節のバイエルン戦では、王者の圧力に飲み込まれた味方選手が次々にボールを失っていく中、しっかりとボールを収めて、時間とスペースを作って味方にパスを提供していたのがとても印象的だった。
●伊藤洋輝(シュツットガルト/DF)…90点(ほぼ申し分なし)
17試合1得点・0アシスト
リーグ最優秀若手選手の一人に入るだけのインパクトを残している。難しい状況でも物怖じせず冷静さを失わずにプレーできる点は素晴らしい。当初は負傷欠場していた主力選手の穴埋め要員だったが、攻守両面におけるハイパフォーマンスの連続で監督の信頼をがっちりと掴んでみせた。
1対1では激しく、状況に応じて的確にカバーに動くなどうまく対応している。攻撃面では確実な組み立てができる左利きのCBの存在は非常に大きい。中盤やFW陣に縦パスをあてるだけではなく、逆サイドの深いところへ飛ばすことができるダイアゴナルなサイドチェンジはチームの貴重な武器となっている。CBだけではなく左WBとしても経験を積んでおり、後半戦も主力としての活躍が期待される。
【動画】 最終ラインから攻め上がり、利き足とは逆足で衝撃のゴラッソ!伊藤洋輝が決めた鮮烈なブンデス初ゴール
●奥川雅也(ビーレフェルト/MF)…80点(とてもよくやった)
16試合5得点・1アシスト
リーグ5得点(後半戦初戦で6点目を奪取)は全体で13位だが、攻撃的MFとしてみると7ゴールのヨナス・ホフマンに次ぐ2位タイとなる。さらにチーム14得点のビーレフェルトにおける1ゴールの価値は、他クラブのそれとはわけが違う。多くはないチャンスをゴールに結びつけなければならないからだ。
前半戦の終盤は、味方からのボールがいいタイミングで集まる頻度が増え、奥川経由で数多くのゴールチャンスが生まれている。左のアウトサイド、トップ下、ボランチ、インサイドハーフと様々なポジションで起用できる点も魅力的だ。どんな展開でも自分らしさを見失わずに、チームのために全力でプレーし続ける。降格圏の17位に沈むビーレフェルトにとって、残留への切り札といっても過言ではない存在だ。
16試合5得点・1アシスト
リーグ5得点(後半戦初戦で6点目を奪取)は全体で13位だが、攻撃的MFとしてみると7ゴールのヨナス・ホフマンに次ぐ2位タイとなる。さらにチーム14得点のビーレフェルトにおける1ゴールの価値は、他クラブのそれとはわけが違う。多くはないチャンスをゴールに結びつけなければならないからだ。
前半戦の終盤は、味方からのボールがいいタイミングで集まる頻度が増え、奥川経由で数多くのゴールチャンスが生まれている。左のアウトサイド、トップ下、ボランチ、インサイドハーフと様々なポジションで起用できる点も魅力的だ。どんな展開でも自分らしさを見失わずに、チームのために全力でプレーし続ける。降格圏の17位に沈むビーレフェルトにとって、残留への切り札といっても過言ではない存在だ。