現地12月24日、ドイツ大衆紙『Bild』が注目のトピックを伝えた。アイントラハト・フランクルトが元日本代表ＭＦ、長谷部誠に１年間の契約延長オファーを提示したというのだ。
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　来夏のＪリーグ復帰も囁かれていた37歳だが、同紙によると「彼とフランクフルトは５回目の契約延長にサインするようだ」と報じ、両者はほぼ合意に達しているとのこと。さらにはスポーツ・ディレクターであるマルクス・クレシュ氏を取材し、「ハセベはまさにプロフェッショナル。みんなのロールモデルであり、誰もが我々のチームにとって重要であると認識している」とのコメントを紹介している。

　この報道を受けて、反応したのが韓国メディア『Sportal Korea』だ。『Bild』紙やクレシュ氏の言葉を引用しながら、“アジアの巨人”長谷部へのリスペクトを次のように示している。

「日本サッカー、そしてアジアの生ける伝説だ。現在38歳（韓国で年齢は数え年）のハセベながら、フランクフルトからの信頼は絶大。もうすぐ40代だというのに、いまだブンデスリーガ1部で戦うチームのキープレーヤーであり、キャプテンマークを巻き続けている。この年齢にも関わらず、自己管理が徹底されており、若手にとっての良きお手本であり、チームメイトたちの精神的支柱ともなっているのだ。クラブは引退後も彼に仕事をもらうための契約を交わしているようだが、５回目の契約延長が間もなく決まるだろう」
 

　現在はウインターブレイク中のブンデスリーガ。今季の長谷部はここまで９試合に出場しており、12月18日のマインツ戦では３バック中央で先発出場を果たし、１-０の勝利に貢献した。長谷部の出場機会の増加とともに、チームの調子が上がっている事実が見落とせない。シーズン再開は年明けの１月９日、ホームでのドルトムント戦が予定されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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