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【ブンデス日本人選手の中間査定】1部&2部の12人を採点! 長谷部、原口、板倉らを抑えての最高評価は?

カテゴリ:海外日本人

中野吉之伴

2022年01月15日

フランクフルトの前半戦終盤の快進撃に好影響を及ばした

昨シーズンに比べ、守備での奮闘も目立つ鎌田。(C) Getty Images

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●長谷部誠(フランクフルト/DF&MF)…80点(とてもよくやった)
9試合0得点0アシスト


 今月38歳になるブンデスリーガ最年長選手は、いまも成長を続けている。シーズン序盤はベンチ生活も続いていたが、チームの不振を助けるべくスタメンに復帰。若い選手に落ち着きをもたらし、確かな経験に裏打ちされた明確なプレーでチームを支えている。

 試合展開を読み切ったポジショニングとプレー選択の最適化はリーグでも屈指のレベルがある。オリバー・グラスナー監督が絶賛するように、前に出て相手の攻撃を食い止めたり、奪ったりするプレーの質が向上しているのは特筆すべき点だ。このベテランのボール奪取から素早い正確な縦パスでカウンターという確かな武器が生まれたことが、フランクフルトの前半戦終盤の快進撃に好影響を及ばしたのは間違いない。

●鎌田大地(フランクフルト/MF)…70点(よくやった)
16試合1得点・2アシスト


 チームの貴重なオーガナイザーとしての役割を全う。スペースをかぎ分けてチャンスを創出する感覚は抜群で、相手を自分にひきつけてのダイレクトパス、狭いエリアで相手のチャージを受けながらもスルスルと抜けてくるドリブル、相手守備裏スペースへの配給で、攻撃にリズムと勢いをもたらした。

 フランクフルトのビックチャンスの多くでこの日本代表MFが関与していることからも、どれだけ重要な存在かがよくわかる。また、今シーズンは守備も成長。足を止めることなく、素早く鋭いチェイシングで相手からボールを奪い返すシーンが増えているのは素晴らしい。ただ、リーグ戦1得点・2アシストは少し寂しい。5得点・12アシストをマークした昨シーズン並みの数字を残せれば、ステップアップも現実味を帯びてくるはずだ。
 
●浅野拓磨(ボーフム/FW)…60点(及第点の出来)
11試合0得点・1アシスト


 新型コロナウイルスの濃厚接触者として前半戦最後の3試合を欠場したのは残念だが、9節のフランクフルト戦から14節のアウグスブルク戦まで6試合連続スタメン出場とトーマス・ライス監督からの信頼を勝ち取ることはできた。攻め手の少ないボーフムにおいて、そのスピードとキープ力は確かな武器として機能している。

 もちろん1アシスト・無得点と攻撃的な選手にとっては納得のいく数字は残せてはいないことは本人もよくわかっている。「ブンデスではゴール取るのが非常に難しい」と課題を自認していた快足アタッカーが、得点を積み重ねられるようになれば、ボーフムの一部残留が近づくだろう。後半戦はより一層の爆発を期待したい。
 
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