[J１第37節]鹿島１-０鳥栖／11月27日／県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鳥栖　5.5
「受けに回ってしまった」と、選手たちが口をそろえたとおり、鹿島の勢いに後手を踏まされた。ハーフタイムをはさんで、修正を加えたことで、多少押し返したものの、振り出しに戻せなかった。

【鳥栖｜採点・寸評】
GK
40　朴　一圭　6.5
ビッグセーブを連発。チーム全体の前向きな闘争心を維持できたのは守護神の好守があったからにほかならない。前半だけで３失点してもおかしくなかった。

DF
37　小泉　慶　６
最終ラインに入ってビルドアップをサポートし、球際では身体を張った。試合の入りがよくなかったことを悔やんだ。今夏まで在籍していた古巣との対決に気持ちの高ぶりがあったようだ。試合後、かつてのチームメイトからウォーターシャワーを浴びた。心温まる光景だった。

DF
４　島川俊郎　5.5
立ち上がりから自身のサイドで起点を作られていた。修正しきれないまま先制点を許すもヘッドダウンすることなく、最後まで戦い続けた。
 

DF
３　エドゥアルド　６
相手のボールの動かし方に優位性があったとはいえ、前半は混乱していた。一方、攻撃面では約30メートルFKを直接狙ったり、左CKに飛び込んだり“一撃”にかけた。

DF
47　中野伸哉　5.5（86分OUT）
本来のポジションとは異なるものの、自分に与えられた役割に真摯に取り組む。人なのか、スペースなのか、その瞬間、どちらを優先すべきか、クロス対応の未熟さを露呈した。

MF
22　小松屋知哉　5.5（69分OUT）
チャンスと見れば、積極的に縦に仕掛けたが、守備の時間が多かった。サイドでの攻防では相手のほうが一枚上手だった。

MF
10　樋口雄太　5.5
31分、相手陣内でパスをカットし、自らゴール前に運び、シュートまで持ち込んだものの、枠をとらえきれなかった。