森保監督が招集しないのは分かっているが推したいのは…
いずれにしてもスタメンは最初の数十分間を戦うオプションに過ぎず、2列目を中心にいくつかのバリュエーションを描くことは十分に可能だ。5人交代枠を考えても、フォーメーションやコンビネーションの組み合わせを含めて刻々と動いていく試合に即したプランを提示出来なければ、日本全体のタレントの効率稼働を託された代表監督の器に相応しいとは言えない。
新メンバーとしては磐田からシュツッツガルトへ移籍した伊藤洋輝、それに森保一監督が招集しないのは分かっているが、一応鈴木優磨を推した。伊藤はJ2に埋もれているのが不思議なほど、サイズもありフィード能力も傑出していた。またGKは、今後の日本の歩むべき道を考えても、ビルドアップに積極的に絡める人材を登用していきたい。
今回はサウジアラビアから日本という連戦になる。オーストラリア戦で起用の可能性が薄い欧州組はサウジ戦の後に帰して、ホームゲームのサブ組はJリーガーに変更する方がラージグループの代表経験値を高めておく意味でも効率的だ。なお本来招集するべきだと思う選手では、久保の他に、古橋亨梧、小川諒也が故障中だと判断して外した。
文●加部 究(スポーツライター)
今回はサウジアラビアから日本という連戦になる。オーストラリア戦で起用の可能性が薄い欧州組はサウジ戦の後に帰して、ホームゲームのサブ組はJリーガーに変更する方がラージグループの代表経験値を高めておく意味でも効率的だ。なお本来招集するべきだと思う選手では、久保の他に、古橋亨梧、小川諒也が故障中だと判断して外した。
文●加部 究(スポーツライター)