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【韓国メディアの反応】スコアレスドローに驚きを示しつつ、韓国との“共通の悩み”に言及

カテゴリ:日本代表

慎武宏

2015年06月18日

「1.5軍で臨みアウェーで勝利したという点でより成功したのは韓国」(総合ニュースメディア『デイリーアン』)

総合ニュースメディアの『デイリーアン』は、極端に引いた相手の攻略に課題を残す部分では韓国も共通すると指摘。自国への自戒も忘れていない。写真:サッカーダイジェスト

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 総合ニュースメディア『デイリーアン』は独自の見解を示している。同メディアは「日本サッカーの結果、同じ悩み、分かれた結果」と題した記事で、日本と韓国の結果を引き合いに出しながらこう論じた。
 
「韓国はアウェーでミャンマーに2-0で勝利した。しかし、一方的だった内容からすると物足りない結果だ。ボールを支配し目立ったミスもなかったが、流れのなかで相手の密集守備を崩すパスワークを磨く必要がある。
 
 一方、日本は“異変”の犠牲者となった。32本のシュートを記録する一方的な展開ながらスコアレスドローに終わった光景を見て、かつて韓国が喫した“モルディブ・ショック(06年アジア2次予選で0-0のドロー)”を連想させた。自陣に引いてくる相手の攻略法を探せず苦労するのは、日本も韓国も同じだ。
 
 ただ、韓国は日本と違ってセットプレーという武器があり、しかもキ・ソンヨン、ク・ジャチョルといった一部の主力が抜けた1.5軍で臨み、アウェーで勝利したという点では、より成功したと言える」
 
 韓国も日本も、極端に引いた“超守備的サッカー”で挑んでくる相手をいかに攻略していくかが、今後の課題となるのは間違いないだろう。同記事も「韓日は9月にそれぞれラオス、カンボジアとの第2節を控えており、8月の東アジアカップまで“密集守備の攻略法”という共通の悩みを抱えることになった」としている。
 
 日本がシンガポールに喫した痛恨のスコアレスドローは、韓国にとっても対岸の火事ではなさそうだ。
 
文●慎 武宏(スポーツライター)
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