「守備の強度はものすごく上がっている」(槙野)
もっとも、そうした個の力が生きているのは、まず組織として機能しているからだろう。いくら個々のクオリティが高くても、組織が成り立っていなければ簡単に破綻するのが守備だ。
その点、酒井もショルツも、この広島戦が公式戦3試合目だったが、連係はまずまずだった(不慣れな左SBを担ったショルツはやりづらさも感じさせたが、それでも大きなミスはしなかった)。
それは綿密なコミュニケ-ションの賜物だと、槙野は話す。
「練習もそうですし、ゲームのなかでも酒井選手、平野(佑一)選手、ショルツ選手はものすごく積極的にコミュニケーションを取ってくれています。あとは試合に応じて、自分たちができたこと、できていないことを瞬時に話し合えている。実際に試合に足を運んでいる方なら分かると思うが、ゲームが止まった時や給水タイムの時に選手同士でより具体的に話し合いができている」
その点、酒井もショルツも、この広島戦が公式戦3試合目だったが、連係はまずまずだった(不慣れな左SBを担ったショルツはやりづらさも感じさせたが、それでも大きなミスはしなかった)。
それは綿密なコミュニケ-ションの賜物だと、槙野は話す。
「練習もそうですし、ゲームのなかでも酒井選手、平野(佑一)選手、ショルツ選手はものすごく積極的にコミュニケーションを取ってくれています。あとは試合に応じて、自分たちができたこと、できていないことを瞬時に話し合えている。実際に試合に足を運んでいる方なら分かると思うが、ゲームが止まった時や給水タイムの時に選手同士でより具体的に話し合いができている」
続けて槙野は「距離感がものすごくいい」という。
「個人でボールを奪っている感じには見えないとは思うんですよね。しっかりとグループで、ボールを奪いにいく、守る、ブロックを敷く、そういうところができている。そのメリハリができている。ショルツ選手、酒井選手が入ったことで守備の強度はものすごく上がっていると思います」
徳島戦、広島戦と押し込まれながらも連続で完封。より強固になった印象の浦和の守備陣は、果たして“本物”か。次節以降は、その安定感が問われる。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
【J1第26節PHOTO】浦和 1-0 広島|強い浦和が戻って来た。スピードサッカーからユンカーが決勝点を叩き出し聖地駒場で勝利
【サポーター PHOTO】切れ味の鋭いカウンターを武器に好調の浦和。サポーターもスタンドから熱視線
「個人でボールを奪っている感じには見えないとは思うんですよね。しっかりとグループで、ボールを奪いにいく、守る、ブロックを敷く、そういうところができている。そのメリハリができている。ショルツ選手、酒井選手が入ったことで守備の強度はものすごく上がっていると思います」
徳島戦、広島戦と押し込まれながらも連続で完封。より強固になった印象の浦和の守備陣は、果たして“本物”か。次節以降は、その安定感が問われる。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
【J1第26節PHOTO】浦和 1-0 広島|強い浦和が戻って来た。スピードサッカーからユンカーが決勝点を叩き出し聖地駒場で勝利
【サポーター PHOTO】切れ味の鋭いカウンターを武器に好調の浦和。サポーターもスタンドから熱視線