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【連載】識者同士のプレミア放談「まだまだ徹底的にシーズン総括|気になった監督・チーム編」

カテゴリ:ワールド

田邊雅之

2015年06月13日

「2年目のジンクス」は監督にも!?

前年の5位から11位へ、大きく順位を落としたエバートンのマルティネス監督は、期待を裏切ったひとり。指揮官にも「2年目のジンクス」は当てはまる? (C) Getty Images

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山中:逆に期待外れだったのは?
 
田邊:まずはロベルト・マルティネス(エバートン)。個人的に好きな監督だし、会見で質問してもきちんと答えてくれる。しかも去年は――。
 
山中:モイーズの後を受けて、予想以上に健闘した。それだけに残念な感じが強かったと。
 
田邊:その通り(笑)。個人的には監督にも「2年目のジンクス」が当てはまるケースがあるんじゃないかと、密かに思ってるんです。
 
山中:僕はサンダーランドのポジェですね。キャラクター的に好きだったんだけど、さすがに0-8で負けたらいかんだろうと。
 
田邊:相手はクーマンが率いる、サウサンプトンでした(8節)。
 
山中:もちろんあの頃のサウサンプトンは、上位陣を脅かす勢いだった。でも野球のスコアじゃないんだから(笑)。
 
田邊:逆にアドフォカート(ポジェの後任として30節から指揮)は、チームをよくもう一度軌道に乗せましたね。
 
山中:相当頑張ったのは間違いない。残留が決まった時に、選手がウルウルしているのは当然としても、アドフォカートもウルウルしていたりして。あれだけ実績がある監督でも、やはり大変だったんだなと。
 
田邊:アドフォカート自身も、久々にいい形でアピールできた。
 
山中:ゼニト時代、UEFAカップで勝って以来でしょう。
 
田邊:縦縞と横縞の違いはあるけど、QPRも酷かったですね。最初に降格が決まったのもやむを得ないというか。
 
山中:レドナップに見捨てられてしまった集団。とくに守備がなってないどころか、守備が「ない」も同然の試合が多かった。
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