クラブ史上初のベスト16に食い込んだ讃岐U-18のストライカーに注目
MF砂田 匠(3年/札幌U-18)
準優勝を果たした札幌を語る上で背番号8は欠かせない。3バックと4バックを併用するチームにおいて、中盤の底で攻守の繋ぎ役を全う。豊富な運動量を生かしてボールを拾い続け、攻撃では自ら持ち上がって決定的なパスを供給した。そして、何より素晴らしかったのがミドルシュート。準々決勝の清水ユース戦では技ありのコントロールショットで先制点を決め、名古屋U-18との決勝でも前半にバー直撃の一撃をエリア外から放った。札幌のキャプテンが攻守において、全国で戦えることを証明したのは間違いない。
MF佐藤陽成(3年/札幌U-18)
7月7日に行なわれた長崎との天皇杯・2回戦でJデビューを果たした逸材は“個の力”で違いを作った。名古屋U-18との決勝では2シャドーの一角に入り、得意のドリブルで相手を翻弄。特に主導権を握った前半は推進力を見せ、半身で受けて素早くDFの前に入るなど、常に相手の嫌な場所に潜り込んだ。10番を背負う札幌のエースは今大会2得点。ゴール前の精度をさらに磨いていけば、上のステージでの活躍が見えてくる。
準優勝を果たした札幌を語る上で背番号8は欠かせない。3バックと4バックを併用するチームにおいて、中盤の底で攻守の繋ぎ役を全う。豊富な運動量を生かしてボールを拾い続け、攻撃では自ら持ち上がって決定的なパスを供給した。そして、何より素晴らしかったのがミドルシュート。準々決勝の清水ユース戦では技ありのコントロールショットで先制点を決め、名古屋U-18との決勝でも前半にバー直撃の一撃をエリア外から放った。札幌のキャプテンが攻守において、全国で戦えることを証明したのは間違いない。
MF佐藤陽成(3年/札幌U-18)
7月7日に行なわれた長崎との天皇杯・2回戦でJデビューを果たした逸材は“個の力”で違いを作った。名古屋U-18との決勝では2シャドーの一角に入り、得意のドリブルで相手を翻弄。特に主導権を握った前半は推進力を見せ、半身で受けて素早くDFの前に入るなど、常に相手の嫌な場所に潜り込んだ。10番を背負う札幌のエースは今大会2得点。ゴール前の精度をさらに磨いていけば、上のステージでの活躍が見えてくる。
FW真鍋虎隼(3年/名古屋U-18)
豊富な得点パターンでゴールを量産し、今大会は7得点で得点王に輝いた。光ったのはここ一番で勝負強さで、準決勝では延長前半の終了間際に決勝点を奪取。迎えた決勝でも右サイドから持ち込む得意のパターンでゴールを射抜き、チームの日本一を決定付けるだけではなく、単独得点王の座を掴んだ。結果を残したが、本人はさらなる成長を見据えている。「もっと技術面を伸ばさないといけない」とは真鍋の言葉。トップチーム昇格を目指し、シーズン後半戦も貪欲にゴールを狙う。
FW小山聖也(3年/讃岐U-18)
クラブ史上初めてベスト16に勝ち進んだ讃岐において、エースの存在感は絶大だった。「寮生活で自分をさらに高めたかった」という想いで讃岐にやってきた点取り屋は、カウンターの急先鋒役として持ち前のスプリント能力を存分に発揮。鍛え上げられた太腿から何度もダッシュを繰り返し、相手のゴールへ襲いかかった。グループステージ初戦の浦和ユース戦でハットトリックを決め、U-18高円宮杯プレミアリーグ勢にもそのプレーは十分に通用した。ラウンド16のFC東京U-18戦では無得点に終わってチームも敗れたが、今後の成長次第では世代別代表も目指せるタレントだ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
日本クラブユース選手権(U-18)で輝きを放った逸材7選!
豊富な得点パターンでゴールを量産し、今大会は7得点で得点王に輝いた。光ったのはここ一番で勝負強さで、準決勝では延長前半の終了間際に決勝点を奪取。迎えた決勝でも右サイドから持ち込む得意のパターンでゴールを射抜き、チームの日本一を決定付けるだけではなく、単独得点王の座を掴んだ。結果を残したが、本人はさらなる成長を見据えている。「もっと技術面を伸ばさないといけない」とは真鍋の言葉。トップチーム昇格を目指し、シーズン後半戦も貪欲にゴールを狙う。
FW小山聖也(3年/讃岐U-18)
クラブ史上初めてベスト16に勝ち進んだ讃岐において、エースの存在感は絶大だった。「寮生活で自分をさらに高めたかった」という想いで讃岐にやってきた点取り屋は、カウンターの急先鋒役として持ち前のスプリント能力を存分に発揮。鍛え上げられた太腿から何度もダッシュを繰り返し、相手のゴールへ襲いかかった。グループステージ初戦の浦和ユース戦でハットトリックを決め、U-18高円宮杯プレミアリーグ勢にもそのプレーは十分に通用した。ラウンド16のFC東京U-18戦では無得点に終わってチームも敗れたが、今後の成長次第では世代別代表も目指せるタレントだ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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