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クラブユース最高峰の舞台で輝いた逸材7選!トップ昇格や年代別代表での活躍も期待される選手たちをピックアップ!

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2021年08月08日

今大会MVPのキャプテンが見せた仲間想いの一面

優勝した名古屋U-18を牽引したDF加藤。1対1の強さでチームを支えた。写真:松尾祐希

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 2年ぶりに夏開催となった日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は、名古屋グランパスU-18の優勝で幕を閉じた。2種年代最高峰の戦いは序盤から熱戦が繰り広げられ、可能性を示した者も少なくない。今回は今大会でインパクトを残した選手を一挙に紹介する。世代別代表歴を持つタレントや無名の逸材たちが今後のどのような成長を遂げていくのか。今後もピックアップした7名たちのプレーから目が離せない。

――◆――◆――
 
DF加藤 玄(3年/名古屋U-18)
 チームを優勝に導いた生粋のリーダーだ。チームキャプテンとして、ゲームキャプテンの真鍋隼虎(3年)を支えつつ、仲間たちに声をかけ続けた。優勝後にはコンディション不良で欠場したGK宮本流維に連絡。TV電話をつなぎ、オンラインで表彰式に参加させるなど、仲間想いの一面も覗かせた。プレー面でもCBの役割を全うし、身体の強さを生かした1対1の強さ、球際の強さで勝利に貢献。攻撃面でも相棒の吉田温紀(3年)とともに最後尾から正確なビルドアップを見せた。心技体が揃う名古屋のカピターノは今大会のMVPに相応しい働きぶりだった。

MF坂井駿也(2年/鳥栖U-18)
 中盤の底から抜群の展開力を見せた鳥栖のプレーメーカーだ。3列目でボールを引き出すと、ダイナミックなサイドチェンジや高精度のフィードで局面を打開。守備面でも成長の跡を感じさせ、昨季までは小柄で当たり負けする場面もあったが、ハードワークを厭わず、素早く相手に寄せてボールを刈り続けた。チームは開幕2連勝を果たしながら、最終節で川崎U-18に敗北。得失点差でグループステージ敗退となったが、U-17日本代表の一員として挑む“HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー”でもさらなる活躍が期待される。

MF遠山悠希(3年/京都U-18)
 U-18日本代表でもリーダー役を担うボランチは攻守で存在感を示した。グループステージ突破が懸かった大宮U-18との最終戦。試合当日に金沢U-18の出場辞退が決まり、急遽当該チームを除いた3チームで順位を決定する方式となったが、動じずにチームを牽引。3点差以上で負けなければグループステージ突破となる状況下で、最後まで気持ちを切らさずにピッチを駆けた。チームも最終盤に同点に追い付き、1位でノックアウトステージに進出。ベスト8で敗退となったが、京都のキャプテンが果たした役割は大きかった。

日本クラブユース選手権(U-18)で輝きを放った逸材7選!
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