惜しくも本大会出場を逃した逸材を紹介!
いよいよ夏の風物詩、インターハイ(全国高校総体)が福井県で8月14日に開幕を迎える。
この大舞台に出場すべく都道府県予選に挑んだほとんどのチームが予選敗退を余儀なくされている。そのなかで惜しくもあと一歩のところで敗退を喫し、本大会出場を逃した逸材たちは数知れないが、ここではそんな不出場組から好タレントを厳選し、最強の“裏ベストイレブン”を作成。来る高円宮杯や選手権予選に向けて、要チェックの注目株を紹介する。
――◆――◆――
代表決定戦で敗れたチームの選手から11人を厳選した。GKはチームで直接FKも担当するキック性能と安定感を備えた栗村真尋(三重/海星)だ。
DF中村優斗(埼玉/武南)は自陣ペナルティエリアでも飄々と相手をかわす技術力と、ボール奪取力が特長。1メートル86センチの2年生DF山田満一ムヤヤ(広島/崇徳)は部員10人という中体連校出身で経験は浅いが、何度もタックルを決める球際の強さと、高さが光るストッパーだ。竹野颯人(富山/水橋)はそのエネルギッシュな動きで、来春に閉校を控える水橋に勢いをもたらした。
中盤中央はともに攻守で目立った金沢康太(群馬/桐生一)とペドロ・エンリケ・カンポス・ダ・コスタ(熊本/秀岳館)。前者は持ち味である読みの鋭い守備に加えて、桐生一の攻撃のバリエーションを増やし、強敵相手にも存在感を放った。後者もプレミアリーグ勢の大津相手に奪う・運ぶの強みを発揮した。
この大舞台に出場すべく都道府県予選に挑んだほとんどのチームが予選敗退を余儀なくされている。そのなかで惜しくもあと一歩のところで敗退を喫し、本大会出場を逃した逸材たちは数知れないが、ここではそんな不出場組から好タレントを厳選し、最強の“裏ベストイレブン”を作成。来る高円宮杯や選手権予選に向けて、要チェックの注目株を紹介する。
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代表決定戦で敗れたチームの選手から11人を厳選した。GKはチームで直接FKも担当するキック性能と安定感を備えた栗村真尋(三重/海星)だ。
DF中村優斗(埼玉/武南)は自陣ペナルティエリアでも飄々と相手をかわす技術力と、ボール奪取力が特長。1メートル86センチの2年生DF山田満一ムヤヤ(広島/崇徳)は部員10人という中体連校出身で経験は浅いが、何度もタックルを決める球際の強さと、高さが光るストッパーだ。竹野颯人(富山/水橋)はそのエネルギッシュな動きで、来春に閉校を控える水橋に勢いをもたらした。
中盤中央はともに攻守で目立った金沢康太(群馬/桐生一)とペドロ・エンリケ・カンポス・ダ・コスタ(熊本/秀岳館)。前者は持ち味である読みの鋭い守備に加えて、桐生一の攻撃のバリエーションを増やし、強敵相手にも存在感を放った。後者もプレミアリーグ勢の大津相手に奪う・運ぶの強みを発揮した。
聖和学園で“一番巧い”14番を背負い、県予選決勝でゴールを決めた永井大士(宮城/聖和学園)も選出した。右サイドの永長鷹虎(大阪/興国)は、J1川崎フロンターレ内定の左利きドリブラー。身体の成長とともにスピードが高まり、高校年代では阻止不可能なレベルに達している。
左サイドの佐野健友(静岡/清水東)は、伝統校・清水東を予選決勝へ押し上げた文武両道の10番だ。
FWは全国切符を懸けた予選準決勝でスーパーループ弾を決めるなど抜群の技巧を見せた松森堅誠(神奈川/湘南工科)と、結果はやや物足りないものの突き抜けたストライカーになる資質を持つ木原励(京都/京都橘)を選んだ。
また、11人には入り切らなかったが、負けずとも劣らない素質十分のバックアップメンバーも紹介しておきたい。その6枠には、暁星国際初の県決勝進出に貢献したMF辻野悠河(千葉/暁星国際)をはじめ、GK谷口璃成(茨城/明秀日立)、DF濱崎聡馬(鹿児島/鹿児島城西)、MF古澤希竜(東京/堀越)、FW相澤デイビッド(新潟/日本文理)、鈴木斗真(山梨/韮崎)をセレクトした。
そのほか、昌平のGK西村遥己とSB本間温士、MF荒井悠汰、怪我で欠場した帝京長岡のCB松村晟怜、帝京大可児の湘南ベルマーレ内定MF鈴木淳之介、大成のFC町田ゼルビア内定GKバーンズ・アントンらも今季の注目株だ。
選考・文●吉田太郎
【PHOTO】惜しくもインターハイ本大会出場を逃がした逸材たちを写真で紹介!
左サイドの佐野健友(静岡/清水東)は、伝統校・清水東を予選決勝へ押し上げた文武両道の10番だ。
FWは全国切符を懸けた予選準決勝でスーパーループ弾を決めるなど抜群の技巧を見せた松森堅誠(神奈川/湘南工科)と、結果はやや物足りないものの突き抜けたストライカーになる資質を持つ木原励(京都/京都橘)を選んだ。
また、11人には入り切らなかったが、負けずとも劣らない素質十分のバックアップメンバーも紹介しておきたい。その6枠には、暁星国際初の県決勝進出に貢献したMF辻野悠河(千葉/暁星国際)をはじめ、GK谷口璃成(茨城/明秀日立)、DF濱崎聡馬(鹿児島/鹿児島城西)、MF古澤希竜(東京/堀越)、FW相澤デイビッド(新潟/日本文理)、鈴木斗真(山梨/韮崎)をセレクトした。
そのほか、昌平のGK西村遥己とSB本間温士、MF荒井悠汰、怪我で欠場した帝京長岡のCB松村晟怜、帝京大可児の湘南ベルマーレ内定MF鈴木淳之介、大成のFC町田ゼルビア内定GKバーンズ・アントンらも今季の注目株だ。
選考・文●吉田太郎
【PHOTO】惜しくもインターハイ本大会出場を逃がした逸材たちを写真で紹介!