目下絶好調の太田を、このタイミングで使わない手はない。
最終ラインでは、ハリルホジッチが今回の代表合宿で示唆した「長友の右SB」を前提とするなら、左SBは太田だろう。直近の松本戦でも“ワールドクラスのトラップ”からアシストを決めた太田は、目下絶好調。このタイミングで使わない手はない。
仮に長友を従来の左SBに置く場合、右はハノーファーの残留に貢献した酒井宏になる。シュツットガルトで出番に恵まれなかった酒井高は、左サイドの人選に関係なくサブに回るだろう。
CBの軸はおそらく、サウサンプトンで確かな存在感を示した吉田。そうなると、イラク戦の相棒は森重か。6月7日の松本戦を出場停止で欠場した森重は、槙野よりもフィジカルコンディションが良さそうという点で優位に見える。
もっとも、槙野は浦和で継続的に好パフォーマンスを披露しており、その好調さを買われる可能性は十分にある。いずれにしてもイラク戦で良い働きをしたほうがシンガポール戦でレギュラーの座を射止めるはずだ。新参者の丹羽に、いきなりスタメンは荷が重いだろうか。
GKは3月のチュニジア戦で抜擢された権田がポールポジションか。実際、FC東京ではコンスタントに働いており、スタメンを張る資格はある。
この日のミニゲームではビブス組に西川、ビブスなし組に川島が起用されていたが、前者は3月シリーズ(チュニジア戦とウズベキスタン戦)で出番なし。また後者はスタンダールで昨年12月から定位置を失っていた点が、ネガティブに映る。
仮に川島がイラク戦で先発に起用されれば、「欧州組だから優遇されるのか」という論争を加速しかねないが……。そういう意味でも、能力的に権田や西川に引けを取らない東口も含むGKのポジション争いは、大きな注目ポイントだ。
仮に長友を従来の左SBに置く場合、右はハノーファーの残留に貢献した酒井宏になる。シュツットガルトで出番に恵まれなかった酒井高は、左サイドの人選に関係なくサブに回るだろう。
CBの軸はおそらく、サウサンプトンで確かな存在感を示した吉田。そうなると、イラク戦の相棒は森重か。6月7日の松本戦を出場停止で欠場した森重は、槙野よりもフィジカルコンディションが良さそうという点で優位に見える。
もっとも、槙野は浦和で継続的に好パフォーマンスを披露しており、その好調さを買われる可能性は十分にある。いずれにしてもイラク戦で良い働きをしたほうがシンガポール戦でレギュラーの座を射止めるはずだ。新参者の丹羽に、いきなりスタメンは荷が重いだろうか。
GKは3月のチュニジア戦で抜擢された権田がポールポジションか。実際、FC東京ではコンスタントに働いており、スタメンを張る資格はある。
この日のミニゲームではビブス組に西川、ビブスなし組に川島が起用されていたが、前者は3月シリーズ(チュニジア戦とウズベキスタン戦)で出番なし。また後者はスタンダールで昨年12月から定位置を失っていた点が、ネガティブに映る。
仮に川島がイラク戦で先発に起用されれば、「欧州組だから優遇されるのか」という論争を加速しかねないが……。そういう意味でも、能力的に権田や西川に引けを取らない東口も含むGKのポジション争いは、大きな注目ポイントだ。