中盤は久保らの招集が困難でも補えるタレントが揃う
左SBはU-24日本代表に選ばれ、すでにトップで出場機会を得ている高校3年生の中野伸哉(鳥栖U-18)が最右翼。しかし、バングーナガンデ佳史扶(FC東京)もチームで出番を得ており、今後の成長次第では中野が右サイドに回り、畑大雅(湘南)と成瀬竣平(名古屋)らとポジションを争うかもしれない。
ボランチはJ1の舞台で出場機会を得ている選手が多くいるポジションだ。松岡大起は鳥栖ですでにレギュラーとして活躍しており、昨季東京Vで主軸を担った藤田譲瑠チマも今季から加入した徳島で徐々に出番を増やしている。田中聡(湘南)も今季のJ1で21試合に出場しており、この3人が主軸候補になるだろう。
そのほかの候補は山本理仁(東京V)、松木玖生(青森山田高)。また、レアル・マドリーの下部組織で技を磨く中井卓大の今後の成長によっては、序列が変わる可能性も大いにある。
ボランチ同様に2列目もタレントが揃う。左サイドの荒木遼太郎(鹿島)は、1年目の昨季から多くの試合に出場し、今季はすでに6得点。最もこの世代で結果を残しているアタッカーが順調に成長を遂げれば、3年後の大舞台に立っている可能性は高い。
ボランチはJ1の舞台で出場機会を得ている選手が多くいるポジションだ。松岡大起は鳥栖ですでにレギュラーとして活躍しており、昨季東京Vで主軸を担った藤田譲瑠チマも今季から加入した徳島で徐々に出番を増やしている。田中聡(湘南)も今季のJ1で21試合に出場しており、この3人が主軸候補になるだろう。
そのほかの候補は山本理仁(東京V)、松木玖生(青森山田高)。また、レアル・マドリーの下部組織で技を磨く中井卓大の今後の成長によっては、序列が変わる可能性も大いにある。
ボランチ同様に2列目もタレントが揃う。左サイドの荒木遼太郎(鹿島)は、1年目の昨季から多くの試合に出場し、今季はすでに6得点。最もこの世代で結果を残しているアタッカーが順調に成長を遂げれば、3年後の大舞台に立っている可能性は高い。
ただ、流動的なのはトップ下と右サイド。本来であれば東京五輪組の久保と、2年前のU-20ワールドカップに出場している斉藤が主軸になるべきだが、すでに欧州でプレーしており、本大会で招集できるかは分からない。
しかし、彼らの招集が困難だったとしてもそれを補ってあまりあるタレントがいる。現在は伸び悩んでいるが、西川潤(C大阪)や小田裕太郎(神戸)がきっかけを掴んで飛躍を遂げれば、スタメンに名を連ねてもおかしくない。また、成長を期待したいのは橋本陸斗(東京V)。まだ高校1年生で世代的には2028年のロサンゼルス五輪の世代だが、ポテンシャルは一級品。左利きのドリブラーで、物怖じしないメンタリティは久保に通ずるものがある。
FWでは高校2年生の福田師王(神村学園高)に注目したい。今秋にU-17W杯が開催されていればエースを担っていたはずの逸材で、ひと世代上のU-18日本代表にも招集されている。複数のJ1クラブがすでに興味を示しており、実力は折り紙付き。ストライカーらしい強気なメンタルとシュートレンジの広さは上のレベルでも十分に通用するはずで、プレーの幅や守備面を改善できればレギュラーを奪う力はある。
そのほかにもスピードに定評がある若月大和(シオン)、染野唯月(鹿島)などが控えており、FWの人材に事は欠かさない。残された期間で誰が台頭するか。そうした楽しみが最もあるポジションだと言えるだろう。
現段階で監督も決まっておらず、不透明な部分が多い。しかし、将来性豊かな選手がいるのも事実。彼らがどのような成長を遂げていくのか楽しみだ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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