予想というよりは期待に近い
現在U-24日本代表が躍進を続けている東京オリンピック。ここから3年後、2024年にはパリ五輪が開催される。
若い選手の台頭が著しい日本サッカーにおいて、次にどんな有望な選手が日の丸を背負うことになるのかは誰しもが気になるところだ。ここでは、育成年代に詳しいサッカーライターの森田将義氏に、パリ五輪の布陣を、主に現U-17~U-20代表(2001~2004年生まれ)のメンバーから選んで予想してもらった。
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東京五輪世代の初陣となった2017年12月のタイ遠征のメンバーで、最終的なメンバーに残ったのはGK大迫敬介ら5人のみ。MF久保建英や堂安律ら、2017年のU-20ワールドカップ韓国のメンバーも当時は選外で、今回の23人中半数は後から追い上げてきた選手だ。
ブレイクの雰囲気が漂っていたとはいえ、大阪体育大でポジションを掴み始めたばかりのFW林大地のメンバー入りを予想した人は、ほとんどいなかったに違いない。ラージグループにいたとはいえ、DF旗手怜央のメインポジションが左SBになると当時の人たちに言っても、信じてもらえないだろう。
若い選手の台頭が著しい日本サッカーにおいて、次にどんな有望な選手が日の丸を背負うことになるのかは誰しもが気になるところだ。ここでは、育成年代に詳しいサッカーライターの森田将義氏に、パリ五輪の布陣を、主に現U-17~U-20代表(2001~2004年生まれ)のメンバーから選んで予想してもらった。
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東京五輪世代の初陣となった2017年12月のタイ遠征のメンバーで、最終的なメンバーに残ったのはGK大迫敬介ら5人のみ。MF久保建英や堂安律ら、2017年のU-20ワールドカップ韓国のメンバーも当時は選外で、今回の23人中半数は後から追い上げてきた選手だ。
ブレイクの雰囲気が漂っていたとはいえ、大阪体育大でポジションを掴み始めたばかりのFW林大地のメンバー入りを予想した人は、ほとんどいなかったに違いない。ラージグループにいたとはいえ、DF旗手怜央のメインポジションが左SBになると当時の人たちに言っても、信じてもらえないだろう。
当時、世代別代表の常連だった選手の恩師が「4年前の今頃は、アイツが東京五輪で活躍するもんだと思っていた」と苦笑いしていたが、選手の先を読むのは本当に難しい。努力次第で選手の序列は変わるし、所属チームでポジションを掴むには運の要素も必要になってくる。予想というよりは期待に近いが、パリ五輪のメンバーを現時点で占うなら、このメンバーになるだろうか。
GKは今回の東京五輪のメンバーにも入ったGK鈴木彩艶がポールポジションに立つ。抜群の反射神経を活かしたセービングと、攻撃の起点となるキックとスローインの質はJの舞台でも証明済み。各種世代別代表の経験も豊富で、中心選手としての活躍が期待される。ベンフィカBで奮闘中の小久保玲央ブライアンも、有力候補であるのは間違いない。
SBには、すでに所属チームに欠かせない存在となっている中野伸哉と半田陸を挙げた。右サイドの候補として入れた法政大のDFモヨ・マルコム強志はサイズとスピードを備えた選手で、2024年度は大卒1年目だが、加入先でポジションを掴めれば抜擢されるだけのポテンシャルはある。
GKは今回の東京五輪のメンバーにも入ったGK鈴木彩艶がポールポジションに立つ。抜群の反射神経を活かしたセービングと、攻撃の起点となるキックとスローインの質はJの舞台でも証明済み。各種世代別代表の経験も豊富で、中心選手としての活躍が期待される。ベンフィカBで奮闘中の小久保玲央ブライアンも、有力候補であるのは間違いない。
SBには、すでに所属チームに欠かせない存在となっている中野伸哉と半田陸を挙げた。右サイドの候補として入れた法政大のDFモヨ・マルコム強志はサイズとスピードを備えた選手で、2024年度は大卒1年目だが、加入先でポジションを掴めれば抜擢されるだけのポテンシャルはある。
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