【J1採点&寸評】柏1-2横浜|前田が1G1Aの活躍ぶり。細谷は待望のリーグ戦初ゴール

カテゴリ:Jリーグ

鈴木潤

2021年07月04日

柏――攻撃のリズムを良化した細谷

MF
27 三原雅俊 5.5(63分OUT)
味方へのカバーリングと、セカンドボールを回収して二次攻撃につなげる予測面では持ち味を発揮。後半に入り疲労の色が濃くなり、さらに攻撃的にシフトチェンジするため交代となった。

MF
39 神谷優太 6(45+2分OUT)
M・ジュニオールのタックルを受けて負傷。攻撃にアクセントを与えられる神谷が負傷で退いたことで柏の攻撃はアイデアに欠けた。

FW
23 ペドロ・ハウル 5.5
ボールを収めて前を向く一連のプレーでは能力の高さを発揮するも、その後のパスがことごとく引っかかる。ゴール前ではT・マルチンスのマークの前に決定的な仕事ができなかった。

FW
18 瀬川祐輔 5.5(81分OUT)
攻守に運動量が多く、積極的にシュートを狙う。ただ、P・ハウルとの2トップはまだ日が浅く、FWのコンビネーションで相手ゴールを脅かすことはできず。
 
途中出場
MF
22 ドッジ 5.5(45+2分IN)
アディショナルタイムに細谷の得点をアシスト。しかし全体的にはポジションを流動的に変える相手の中盤を捕まえられず、スピードとテクニックという攻撃の持ち味は発揮できなかった。

DF
13 北爪健吾 5.5(63分IN)
攻撃を活性化させる狙いで投入され、ダイナミックにスペースへ抜けたがクロス精度には課題が残った。

FW
9 クリスティアーノ  5.5(63分IN)
ゴール前だけでなくサイドのスペースへも精力的に動き、守備から攻撃への切り替えでは前へ出ていく意識は見えた。だが自身に限らず、アタッキングサードでは相手の守備を崩すアイデアに欠けた。

MF
28 戸嶋祥郎 −(81分IN)
戸嶋の投入を機に終盤は4-4-2へ移行。左サイドハーフを務めたが、大怪我から復帰して3戦目ということもあり、さらに出場時間も短かったため爪痕を残すには至らなかった。

FW
35 細谷真大 6(81分IN)
ライン間を取り、裏抜けもできる選手なので、細谷の投入後は攻撃のリズムが変化。試合には敗れたが、アディショナルタイムにリーグ戦プロ入り初得点を決める。

監督
ネルシーニョ 5.5
神谷の負傷交代が響いたのは確かだが、数的優位の状況で勝利を呼び込む効果的な采配は見せられなかった。攻撃の形をいまだ見出せず、苦しい状況が続く。
 
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