反響は大きく、両国メディアでも取り上げられる
フランス代表は現地時間6月28日、EURO2020の決勝トーナメント1回戦でスイスと対戦。カリム・ベンゼマの2発と、ポール・ポグバのゴールで終盤まで3-1とリードするも、ラスト10分でまさかの2失点を喫し、延長戦を経て、勝負の行方はPK戦に委ねられる。
すると、先攻のスイスが5人全員が成功させたのに対し、フランスは5人目のキリアン・エムバぺが痛恨の失敗。その瞬間、ベスト16での敗退が決まり、ロシア・ワールドカップに続き、メジャートーナメント連覇の夢は絶たれた。
ただ、英紙『Daily Mail』によれば、結果に納得のいかないレ・ブルーのファンは、まだ諦めてはいなかったようだ。試合後に、現地のウェブサイト『Les Lignes Bougent』へ再試合を求める嘆願書を投稿したのである。
UEFAに直接宛てたこの嘆願書では、PK戦でスイスのGKヤン・ゾマーがエムバぺのシュートをセーブする前に、ゴールラインに足をかけるルールを守っていなかったとの主張がなされている。
驚くべきことに、この嘆願書には、同じように不満を持つ約27万人のファンが署名。反響は大きく、フランスとスイスのメディアでも大々的に取り上げられる事態にまで発展した。
すると、先攻のスイスが5人全員が成功させたのに対し、フランスは5人目のキリアン・エムバぺが痛恨の失敗。その瞬間、ベスト16での敗退が決まり、ロシア・ワールドカップに続き、メジャートーナメント連覇の夢は絶たれた。
ただ、英紙『Daily Mail』によれば、結果に納得のいかないレ・ブルーのファンは、まだ諦めてはいなかったようだ。試合後に、現地のウェブサイト『Les Lignes Bougent』へ再試合を求める嘆願書を投稿したのである。
UEFAに直接宛てたこの嘆願書では、PK戦でスイスのGKヤン・ゾマーがエムバぺのシュートをセーブする前に、ゴールラインに足をかけるルールを守っていなかったとの主張がなされている。
驚くべきことに、この嘆願書には、同じように不満を持つ約27万人のファンが署名。反響は大きく、フランスとスイスのメディアでも大々的に取り上げられる事態にまで発展した。
しかし、リプレーを見る限り、PKを蹴った瞬間、ゾマーの後ろ足はライン上にしっかりと踏み留まっている。試合中にもVARによって厳密にチェックされており、もちろん判定が覆ることはない。
【画像】確実にオン・ザ・ライン!ゾマーの“無実”を裏付ける決定的証拠
『Les Lignes Bougent』は、この請願書を投稿した男性に連絡を取り、自社サイトで「投稿者がどのようなフォローアップを望んでいるのかを知るために、我々は本人と話をしましたが、彼は嘆願書を止めたいという意向を示しました」と発表している。
周知の通り、フランスに勝ったスイスは2日に行なわれた準々決勝でスペインに敗戦。時計の針を巻き戻すことは、完全に不可能となった……。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】確実にオン・ザ・ライン!ゾマーの“無実”を裏付ける決定的証拠
『Les Lignes Bougent』は、この請願書を投稿した男性に連絡を取り、自社サイトで「投稿者がどのようなフォローアップを望んでいるのかを知るために、我々は本人と話をしましたが、彼は嘆願書を止めたいという意向を示しました」と発表している。
周知の通り、フランスに勝ったスイスは2日に行なわれた準々決勝でスペインに敗戦。時計の針を巻き戻すことは、完全に不可能となった……。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部