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「あのミスは悲しかったけど…」スペインの超逸材ペドリは、なぜ18歳にしてEUROで活躍できるのか【インタビュー】

カテゴリ:国際大会

エル・パイス紙

2021年07月02日

華奢な身体でボールをプロテクトできる理由は?

――中長距離走をしていた経験が、サッカーをするうえでプラスになっている?

「うん、僕のこのスタミナは陸上をしていたおかげによるところが大きい。ラス・パルマスに入団する前の15歳まで競技をしていた。中長距離走がメインだった。スプリント系種目は苦手だったからね。ハードルもやってみたけど、あまり好きにはなれなかった。大会にも参加してスタミナを活かして先頭でゴールテープを切っていた。800メートルや3000メートル走でね。1600メートルリレーの選手にも選ばれていた」

――もっとも、走るよりも、パウサ(停止)を使いこなすというのがカナリア諸島出身の選手の一般的なイメージだよね。

「ピッチ上でクオリティを示すことは重要だ。でも僕は同時に父からもらったアドバイスを常に頭の中に置きながらプレーしている。チームのために走らないと、いいプレーを見せることはできないという言葉をね」
 
――サッカーはよく見るの?

「うん、見るのも大好きだ。勉強にもなるしね。気になるのは、フィジカルが重要視されるあまり、クオリティが失われつつあること。クオリティのある選手には信頼を示さないといけない。彼らは必ずそのお釣りが出るだけのものは返してくれる」

――確かに昨今のサッカーは強度が欠かせない。そんな中、君のような華奢な選手がどのようにボールをプロテクトしているんだい?

「身体が小さくても、使い方次第ではどうにでもなる。ポイントは相手の選手に対して身体を前に入れること。そうすれば相手はファウルをすることしか打開策がなくなる。そういった身体の使い方は経験をしていけば分かってくる。もう一つ相手の選手よりも、少しでも早く次のプレーを予測することも重要になってくる」

――ルイス・エンリケのサッカーに瞬く間にフィットしたけど、どんなことを心がけたの?

「バルセロナでやっているサッカーと共通している部分がある。特にボールを握ってコンビネーションで崩すという点でね。それが子供の頃から見てきたサッカーで、僕の好きなスタイルでもある」
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