ブンデス日本勢の2014-15シーズン総括|第4弾【香川真司・原口元気・長澤和輝・丸岡満】

カテゴリ:ワールド

遠藤孝輔

2015年05月28日

ドリブルで縦に仕掛ける原口をダルダイ監督も評価。

ラスト8試合はすべて先発出場。左右両サイドに対応するウイングのレギュラーとして、原口は持ち味を発揮した。 (C) Getty Images

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原口元気(FW/ヘルタ・ベルリン)
21試合出場(先発14)・1得点・0アシスト
『キッカー』誌の平均採点:4.09
推定市場価格:150万ユーロ(14年7月)→130万ユーロ(現在)
 
 ウインターブレイク中に日本人の世話役を用意されたとおり、適応に時間を要した。
 
 しかし、チュニジア代表のベン=ハティラの負傷離脱をきっかけに、ダルダイ新監督の下でプレー機会を増やすと、27節からのラスト8試合はすべて先発出場。左右両サイドに対応するウイングのレギュラーとして奮闘した。
 
 ブンデスリーガ初得点を記録した25節のシャルケ戦を除き、ゴールもアシストもゼロに終わったのは運に見放された部分が小さくなかった。例えば、30節のバイエルン戦ではDFラインを切り裂く見事なスルーパスを放ち、味方がGKと1対1を迎える絶好の得点チャンスを演出している。
 
 得意のドリブルを中心に縦へ積極的に仕掛ける姿勢は、相手守備陣の脅威に。そうした仕掛けや崩しの局面における貢献を、ダルダイ監督から高く評価されていた。
 
 その指揮官が求める攻→守の切り替えやポジショニングを含めた守備面を改善し、来シーズンは飛躍の年とできるか。
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