オーバーエイジ枠を使ってくる可能性が高いポジションは?
メキシコ代表は6月にCONCACAFネーションズリーグの決勝ラウンドをアメリカで戦うが、そこに東京五輪の参加が見込まれる有力選手も選ばれている。前述の2人に加えて欧州組のヘラルド・アルテアガ(へンク/ベルギー )、ディエゴ・ライネス(ベティス/スペイン)、エドソン・アルバレス(アヤックス/オランダ)、さらにMLSのロサンゼルス・ギャラクシーでプレーする18歳のFWエフライン・アルバレスも招集されている。
合計16人が五輪世代だ。メキシコはもともとアンダーカテゴリーからA代表まで、縦のつながりが強い。今回は若い世代からA代表に割って入るタレントを見極める意図もあるはずだが、やはりオーバーエイジの見極めも含めた、五輪に向けた準備もセットになっているだろう。A代表はその後、CONCACAFゴールドカップに参加する。そことの兼ね合いで3人をチョイスして行くと予想される。
合計16人が五輪世代だ。メキシコはもともとアンダーカテゴリーからA代表まで、縦のつながりが強い。今回は若い世代からA代表に割って入るタレントを見極める意図もあるはずだが、やはりオーバーエイジの見極めも含めた、五輪に向けた準備もセットになっているだろう。A代表はその後、CONCACAFゴールドカップに参加する。そことの兼ね合いで3人をチョイスして行くと予想される。
オーバーエイジ枠を使ってくる可能性が高いのはGKだ。果たしてA代表の守護神であるギジェルモ・オチョア(クラブ・アメリカ)をどちらの大会に回るかは不明だが、ウーゴ・ゴンサレス(モンテレイ)など能力の高いGKは多く、守備の安定が高まるのは確実だ。
さらに経験豊富なMFアンドレス・グアルダード(ベティス)あたりが加われば大きいが、ゴールドカップと東京五輪でどちらが優先されるかで変わってくる。
オーバーエイジに関して最も注目されるのは、A代表の大エースである“チチャリート”ことハビエル・エルナンデス(LAギャラクシー)が入るかどうか。MLSの得点王争いでトップを走るストライカーがゴールドカップではなく五輪参戦となれば、日本にとってフランス以上の強敵になるかもしれない。
文●河治良幸
さらに経験豊富なMFアンドレス・グアルダード(ベティス)あたりが加われば大きいが、ゴールドカップと東京五輪でどちらが優先されるかで変わってくる。
オーバーエイジに関して最も注目されるのは、A代表の大エースである“チチャリート”ことハビエル・エルナンデス(LAギャラクシー)が入るかどうか。MLSの得点王争いでトップを走るストライカーがゴールドカップではなく五輪参戦となれば、日本にとってフランス以上の強敵になるかもしれない。
文●河治良幸