「適応の早さ、タフな鉄人ぶりには驚きしかない」と評したのは?
マルセイユの酒井宏樹と、ボローニャの冨安健洋は変わらずチームの柱だ。どちらも複数ポジションをこなすユーティリティを発揮しており、価値が高い。
ただし、吉田麻也とともにイタリアで奮闘している冨安は、筋肉系のトラブルが多いのが非常に気にかかる。一度セカンドオピニオン、サードオピニオンを取り入れつつ精密検査をして、場合によってはこの夏、思い切って五輪もA代表も何もかも休むくらいの選択肢を持ったほうがいいと思う。この至宝に大事が起きれば、後悔してもし切れない。
シント=トロイデンの鈴木優磨は、今季リーグ戦17得点と素晴らしい実績を残した。ステップアップは確実な状況なので、次なる飛躍を期待したい。6月のA代表活動で、最も見てみたい新戦力の1人だ。
ただし、吉田麻也とともにイタリアで奮闘している冨安は、筋肉系のトラブルが多いのが非常に気にかかる。一度セカンドオピニオン、サードオピニオンを取り入れつつ精密検査をして、場合によってはこの夏、思い切って五輪もA代表も何もかも休むくらいの選択肢を持ったほうがいいと思う。この至宝に大事が起きれば、後悔してもし切れない。
シント=トロイデンの鈴木優磨は、今季リーグ戦17得点と素晴らしい実績を残した。ステップアップは確実な状況なので、次なる飛躍を期待したい。6月のA代表活動で、最も見てみたい新戦力の1人だ。
サンタ・クララの守田英正は、まだ半年ではあるが、加入後の第15節から全試合フル出場を続けている。適応の早さ、タフな鉄人ぶりには驚きしかない。チームも6位と上位に着けている。まだまだ上限は見えない選手だ。
左サイドバックは、今ひとつ、この人という存在が見つからなかったが、ズヴォーレでボランチ、左サイドバック、センターバックと汎用性を見せた中山雄太を選んだ。専門性は弱いが、チームに1人居ると、ものすごく助かるタイプ。戦術の柔軟性を高めてくれる。
GKも正直、あまり選択肢は無かったが、シント=トロイデンのシュミット・ダニエルはチームの主軸だ。負傷で試合に出ていない時期もあったが、今後の躍進に期待。日本代表もこのGK次第で、器の大きさが変わる。
文●清水英斗(サッカーライター)
左サイドバックは、今ひとつ、この人という存在が見つからなかったが、ズヴォーレでボランチ、左サイドバック、センターバックと汎用性を見せた中山雄太を選んだ。専門性は弱いが、チームに1人居ると、ものすごく助かるタイプ。戦術の柔軟性を高めてくれる。
GKも正直、あまり選択肢は無かったが、シント=トロイデンのシュミット・ダニエルはチームの主軸だ。負傷で試合に出ていない時期もあったが、今後の躍進に期待。日本代表もこのGK次第で、器の大きさが変わる。
文●清水英斗(サッカーライター)