柴崎や本田も候補だったボランチは…
続いて、サイド枠に目を向けると、右を主戦場とする菅原由勢(AZ)はまず当確だ。年明けにベルギーへ移籍した橋岡大樹(シント=トロイデン)もリーグ終盤はコンスタントに出場したが、海外経験値や左右のサイドとアタッカーもこなせる多様性を踏まえると、やはり菅原の方が使い勝手がいい。
問題は左の候補者だ。3月時点ではボランチから後ろの全ポジションをこなせる原輝綺(清水)が濃厚と見られたが、再び負傷で長期離脱を強いられ、7月の本番には間に合わなくなった。となると、次なる選択肢として古賀太陽(柏)が浮上する。柏では3バック左が主戦場だが、3枚でも4枚でも左のサイドには入れる。強豪揃いの五輪では、派手さはないものの、守備面で計算できる彼のような人材がいいのではないか。
ボランチはCB併用の中山、板倉に加え、すでにJ基準を超えるレベルに達している田中碧(川崎)が確実。「最近はピッチ上で上から俯瞰して見ているように判断できるようになった」と言い切る彼は不可欠な人材だ。
この3枚に厚みをもたらすのが、オーバーエイジ枠のブンデスリーガの“デュエル王”遠藤航(シュツットガルト)。吉田同様、過去にW杯と五輪経験があり、頭抜けた統率力も併せ持つベストな人材だ。最終ラインでも戦えるユーティリティ性も超過密日程の五輪を戦い抜くうえで重要なポイントだろう。
ボランチに関しては、森保監督から寵愛された柴崎岳(レガネス)、東京五輪を熱望する本田圭佑(ネフチ・バクー)らも候補者ではあったが、やはり遠藤を置いて他にはいない。
問題は左の候補者だ。3月時点ではボランチから後ろの全ポジションをこなせる原輝綺(清水)が濃厚と見られたが、再び負傷で長期離脱を強いられ、7月の本番には間に合わなくなった。となると、次なる選択肢として古賀太陽(柏)が浮上する。柏では3バック左が主戦場だが、3枚でも4枚でも左のサイドには入れる。強豪揃いの五輪では、派手さはないものの、守備面で計算できる彼のような人材がいいのではないか。
ボランチはCB併用の中山、板倉に加え、すでにJ基準を超えるレベルに達している田中碧(川崎)が確実。「最近はピッチ上で上から俯瞰して見ているように判断できるようになった」と言い切る彼は不可欠な人材だ。
この3枚に厚みをもたらすのが、オーバーエイジ枠のブンデスリーガの“デュエル王”遠藤航(シュツットガルト)。吉田同様、過去にW杯と五輪経験があり、頭抜けた統率力も併せ持つベストな人材だ。最終ラインでも戦えるユーティリティ性も超過密日程の五輪を戦い抜くうえで重要なポイントだろう。
ボランチに関しては、森保監督から寵愛された柴崎岳(レガネス)、東京五輪を熱望する本田圭佑(ネフチ・バクー)らも候補者ではあったが、やはり遠藤を置いて他にはいない。
アタッカー陣も選択肢が多くて難しいが、森保監督がコンスタントにA代表に呼んでいた堂安律(ビーレフェルト)と久保建英(ヘタフェ)は確実に呼ぶはず。久保は試合出場機会を増やせず苦しいシーズンとなったが、高い技術と外国人相手の駆け引き、ボールを収める力など総合力を考えると、やはり外せない存在と言っていい。
【動画】久保建英がついに今季初ゴール!残留に導く衝撃のミドル弾&ユニホームを脱いで喜びを爆発させる姿はこちら
そこに組み合わせるべきなのが、今季J1で結果を残している前田大然(横浜)、三苫薫(川崎)、相馬勇樹(名古屋)の3枚。前田大然の速さと走力、献身的な守備という他にはない武器があり、最前線に入れるのも強みだ。
三苫は3月のU-24アルゼンチン戦では不発に終わったが、伸びしろは大きい。緩急をつけたドリブルで相手を翻弄できる部分も特筆すべき点だ。そして相馬は短時間でも流れを変えることができ、3バックのアウトサイドもこなせる点が頼もしい。明確なストロングを持つ彼らが違いを作ってくれるはずだ。
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そこに組み合わせるべきなのが、今季J1で結果を残している前田大然(横浜)、三苫薫(川崎)、相馬勇樹(名古屋)の3枚。前田大然の速さと走力、献身的な守備という他にはない武器があり、最前線に入れるのも強みだ。
三苫は3月のU-24アルゼンチン戦では不発に終わったが、伸びしろは大きい。緩急をつけたドリブルで相手を翻弄できる部分も特筆すべき点だ。そして相馬は短時間でも流れを変えることができ、3バックのアウトサイドもこなせる点が頼もしい。明確なストロングを持つ彼らが違いを作ってくれるはずだ。