2列目のタレントを生かすには大迫が打ってつけ
ボランチは今やA代表の中心選手となった遠藤航(シュツットガルト)をオーバーエイジとして招集したいところだが、アルゼンチンとの第2戦で出色の出来を見せた田中碧を軸に、パートナーには田中と好連係を見せた板倉滉(フローニンヘン)が適任だろう。このポジションは中山や冨安もプレーできるため、オーバーエイジの招集は控えるのではないか。
2列目のタレントは、このチームのストロングポイントだ。アルゼンチン戦で2試合連続トップ下で起用された久保建英(ヘタフェ)を中心に、右には堂安律(ビーレフェルト)、左に三笘薫(川崎)を起用。久保や堂安にアクシデントがあった場合には三好康児(アントワープ)が、三笘が出場できない場合には、相馬勇紀(名古屋)が控えている。
2列目のタレントは、このチームのストロングポイントだ。アルゼンチン戦で2試合連続トップ下で起用された久保建英(ヘタフェ)を中心に、右には堂安律(ビーレフェルト)、左に三笘薫(川崎)を起用。久保や堂安にアクシデントがあった場合には三好康児(アントワープ)が、三笘が出場できない場合には、相馬勇紀(名古屋)が控えている。
センターフォワードには3人目のオーバーエイジとして大迫勇也(ブレーメン)を招集すると見る。2列目のタレントを生かすには、打ってつけの存在だろう。
上田綺世(鹿島)と前田大然(横浜)はタイプの異なるスーパーサブだ。上田のワンチャンスを仕留める決定力と、疲れを見せた相手に追い打ちを掛ける前田のスピードは、大会が進むに連れて大きな武器となるに違いない。
オーバーエイジとの融合にも問題はないだろう。19年6月のコパ・アメリカへは五輪代表+オーバーエイジの編成で臨んでおり、20年10月、11月の欧州遠征では東京五輪世代の選手7人がA代表に招集されている。A代表の中心である吉田、酒井、大迫に遠慮し、話しかけられないような選手はいないはずだ。
反町康治技術委員長が常々語っている「1チーム2カテゴリー」の強化方針の成果を見せるときがきた。
文●飯尾篤史(スポーツライター)
上田綺世(鹿島)と前田大然(横浜)はタイプの異なるスーパーサブだ。上田のワンチャンスを仕留める決定力と、疲れを見せた相手に追い打ちを掛ける前田のスピードは、大会が進むに連れて大きな武器となるに違いない。
オーバーエイジとの融合にも問題はないだろう。19年6月のコパ・アメリカへは五輪代表+オーバーエイジの編成で臨んでおり、20年10月、11月の欧州遠征では東京五輪世代の選手7人がA代表に招集されている。A代表の中心である吉田、酒井、大迫に遠慮し、話しかけられないような選手はいないはずだ。
反町康治技術委員長が常々語っている「1チーム2カテゴリー」の強化方針の成果を見せるときがきた。
文●飯尾篤史(スポーツライター)