【神戸のベスト布陣を考察】2列目はイニエスタら助っ人揃い…古橋は最前線でこそ生きる

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2021年05月16日

ドウグラスを起用してもいいが問題も

攻撃の全権を握るのは当然イニエスタだろう。37歳となった今もそのテクニックは健在だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 1トップは現在チーム最多の9ゴールの古橋で固い。献身的に働くタイプだけにサイドハーフに置く選択肢もあるが、高い決定力とスプリント能力は、やはり最前線に置いてこそ生きると考える。

 相手によっては、C大阪戦で故障から戻ってきたドウグラスをCFに起用してもいいだろう。ただし、そこで問題となるのが外国人枠である。Jリーグの規定上、提携国枠を除けば5人しかメンバー登録できず、必然的に神戸では現在所属する選手(イニエスタ、フェルマーレン、ドウグラス、サンペール、マシカ、リンコン)のうちひとりがメンバーから外れることになる。ドウグラスを使う場合は、マシカかリンコンを外し、サイドハーフに古橋を下げるのが妥当だ。
 
 中盤に助っ人が多いため守備面が懸念されるかもしれないが、リンコンとマシカはここまでは堅実にプレスバックをこなしている印象で、大きな問題はないと見る。

 人材は揃っているだけに、三浦監督が今後どんなシステム・組み合わせで戦っていくのか、その手腕には注目したいところだ。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

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