先輩・中野伸哉のように高校2年でのリーグ戦デビューもあるか
今大会は広島ユースや青森山田に対しても、安定したパフォーマンスを見せた福井。昨年末に行なわれたクラブユース選手権の時はゴールに絡む働きよりも攻撃の組み立てで存在感を示していたが、今大会はゴール前で相手に怖さを与えるプレーが目立った。短い期間でも着実に成長を遂げている中で、大きな転機になったのがトップチームでのプレーだ。ルヴァンカップでJデビューを果たした際、福井は大きな差を感じたという。
「アントラーズ戦では何もさせてもらえませんでした。一番差を感じたのが、フィジカルの部分。ボールを持った時の質は出せてある程度はやれたけど、まだまだ足りない。トップでの経験があったので、自分に求めるレベルが高くなりました。成長して、トップチームの試合で今日みたいに自由にプレーがしたい」
あくまで目標はトップチームでの活躍。自分が目指すべき頂を知れたことが福井の意識を大きく変えた。
田中監督も福井に大きな期待を懸けている。
「意識の変化は出てきている。ルヴァンカップは前半だけで代わったけど、経験できたことは大きな意味がある。できなかったという事が分かったはずなので、そういう意味ではそこにもう一度立った時に同じ思いをしないように取り組んでもらいたい」
今後どのような成長を遂げていくのか。課題と向き合っていけば、一学年上の先輩・中野伸哉のように高校2年生でJ1のピッチに立ったとしても不思議ではない。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【U-24日本代表PHOTO】U-24アルゼンチン戦に臨む招集メンバー23人
「アントラーズ戦では何もさせてもらえませんでした。一番差を感じたのが、フィジカルの部分。ボールを持った時の質は出せてある程度はやれたけど、まだまだ足りない。トップでの経験があったので、自分に求めるレベルが高くなりました。成長して、トップチームの試合で今日みたいに自由にプレーがしたい」
あくまで目標はトップチームでの活躍。自分が目指すべき頂を知れたことが福井の意識を大きく変えた。
田中監督も福井に大きな期待を懸けている。
「意識の変化は出てきている。ルヴァンカップは前半だけで代わったけど、経験できたことは大きな意味がある。できなかったという事が分かったはずなので、そういう意味ではそこにもう一度立った時に同じ思いをしないように取り組んでもらいたい」
今後どのような成長を遂げていくのか。課題と向き合っていけば、一学年上の先輩・中野伸哉のように高校2年生でJ1のピッチに立ったとしても不思議ではない。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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