Jクラブが早くも激しい争奪戦! 尚志高の規格外DF、チェイス・アンリの恐るべきポテンシャル

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2021年03月10日

プーマカップ前橋で、尚志は選手権4強の帝京長岡を7-0で圧倒

尚志のDFアンリがプーマカップ前橋で圧倒的な存在感を見せた。写真:安藤隆人

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 3月6、7日と前橋育英高サッカー部高崎グラウンドと健大高崎高サッカー部グラウンドで行なわれたプーマカップ前橋。前橋育英、健大高崎の他に尚志、帝京長岡、名古屋グランパスU-18、柏日体、米子北、長崎総合科学大附属が参加し、多くのJクラブスカウトが集結したこの大会で、ひと際注目を集めていたのが尚志のCBチェイス・アンリだ。

 アメリカ人の父と日本人の母を持つ、187cmの大型CBである彼は、圧倒的な空中戦の強さと高いボール奪取能力に加え、スピードを生かしたカバーリング、強烈なキックからのフィードと、CBに必要な要素を高いレベルで兼ね備えており、すでにプロの激しい争奪戦が繰り広げられている。

 第2戦の帝京長岡戦でスタメン出場。昨年11月のU-16日本代表候補合宿の後に股関節を痛めて離脱をした影響で、この試合が復帰2試合目となったが、そのブランクを感じさせない身体のキレと圧倒的な存在感で、昨年度の選手権で2年連続ベスト4に輝いた帝京長岡の攻撃をシャットアウト。チームも大量7ゴールを奪って、7−0の圧勝に貢献をした。

「みんなが練習をしていて悔しかったけど、トレーナーから『焦ってやるとまた怪我をするぞ』と言われていたので、我慢しながらその時間を利用して、自分のサッカーIQをもっと鍛えようとサッカーを見て学ぶ時間に充てました。個人的にリヴァプールのCBファン・ダイクのプレーはものすごく参考にしていて、ヘッドが強く、1対1で負けないし、フィードも正確ですべてが素晴らしい。チームではドルトムントの縦に速いサッカーも参考にしましたし、Jリーグでは川崎フロンターレやFC東京の試合をよく見ました」

 この成果はビルドアップの部分で出た。最終ラインでボールを受けると、スペースがあると見るや縦への加速力を生かして、ボールを持ち出して相手の陣形を崩してから縦パスやサイドチェンジを打ち込む。時にはそのままドリブルで仕掛けて、ゴールに迫るなど、視察に来たスカウトたちをどよめかせるシーンもあった。

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