【柏｜採点・寸評】
GK
21　菅野孝憲　5.5
失点のシーンは致し方なし。採点を下げた理由は、不安定なキックと危うい見切りが散見されたから。
 
DF
27　キム・チャンス　６
精力的に上下動し、太田とのコンビネーションもまずまず。対面の相手と互角にやり合った。
 
４　鈴木大輔　６
豊田に倒されて抜け出されたシーンと、押し込まれた終盤は少しもたついたが、それ以外はほぼ盤石の出来。
 
13　エドゥアルド　６
最後の局面で何度も身体を投げ出し、シュートブロックに成功。くさびなど、攻撃の意識には課題が残る。
 
６　山中亮輔　5.5
根気強く鳥栖のサイド攻撃を抑え込んだ半面、前に出た際の迫力と精度を欠いた。不完全燃焼の色が濃い。
 
MF
28　栗澤僚一　６
周囲とのバランスを見ながら頻繁にポジションを変え、相手の隙を探る。リンクマンとしてまずまずの出来。
 
17　秋野央樹　６
鳥栖のプレスを上手くかいくぐれず、低い位置からの組み立てに苦心した。それでも１アシストと結果を残す。
 
７　大谷秀和　６
ワンタッチパスやインターセプトなど、状況判断が光る。柏のボール回しに安心感を与えていた。
 
FW
26　太田徹郎　5.5
右へ左へと精力的に動き、セットプレーのキッカーも務めるなど奮闘しながら、相手の脅威にはなり切れず……。
 
30　クリスティアーノ　６
右サイドでボールを収め、高いキープ力を発揮。ただ、ゴールへのベクトルが弱く、それほど怖さを感じなかった。
 
11　レアンドロ　6.5
シュートは１本ながら、見事にゴールをこじ開ける。引いて受ける技術も高水準で、攻撃面でオールマイティに活躍。
 
交代出場
MF
８　茨田陽生　5.5
左右へパスを捌き、機を見て自らも前へ。投入直後はそんな“らしさ”が見えたが、終盤は劣勢の展開に埋没した。

FW 
９　工藤壮人　－
期待された“１発”は生まれず。茨田同様、守備に追われる時間が長く、シュートすら放てなかった。
 
監督
吉田達磨　６
スタイルがブレない点は評価に値。厳しい日程のなかで得た勝点１に、「ポジティブ」（吉田監督）な手応えを得た。
 
取材・文：増山直樹（サッカーダイジェスト編集部）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。