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メッシ&C・ロナウドからハーランド&エムバペ時代へ? 早くもフランスで“バロンドール論争”が過熱【現地発】

カテゴリ:ワールド

結城麻里

2021年03月15日

最有力候補はレバンドフスキだが…

CLの舞台で激突したメッシ(左)とエムバペ(右)。明暗は分かれた。(C)Getty Images

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「メッシ&ロナウドに代わって、ハーランド&エムバペの時代がきた」という表現にはワクワクさせる何かが漂うが、現時点では時期尚早かもしれない。世界的両雄戦争が定着するには、「同じリーグでプレーしなければならず、しかし決して同じクラブにいてはならず、性格やプレー上の役割や年齢差などにもよってくる」(『L'EQUIPE』紙ヴァンサン・デュリュック記者)からだ。ただこの2人が今年のバロンドール・レースで大音響をたてる可能性は、大いにあると言えるだろう。

 とはいえ3月中旬時点の大本命は、他にいる。バイエルンのロベルト・レバンドフスキ(32歳)だ。

 レバンドフスキは現時点(3月14日時点)で、34試合・38ゴール(全コンペティション合計)を挙げ、ブンデスリーガでも32得点と断トツだ。

 そもそも「昨年バロンドールが中止になっていなければ、この男が受賞したはず」が定評になっており、もし今年もゴールを入れ続けてCLも制覇するようなら、バロンドールとスリエドール(Le Sourier d'Or:ヨーロピアン・スポーツメディアが主催するシーズンの欧州全コンペティションの得点王に与えられる賞)のダブル受賞もあり得る。
 
 さあ、今年のバロンドールは誰のもとに転がるのだろうか。

 しかもアウトサイダーもひしめいている。ケビン・デ・ブルイネ、ラヒーム・スターリング、イルカイ・ギュンドアン、ブルーノ・フェルナンデス、ハリー・ケイン、ソン・フンミン、ルイス・スアレス、マルコス・ジョレンテ、アントワーヌ・グリエーズマン、カリム・ベンゼマ、ロメル・ルカク……。

 おっと、ネイマールもいた。生活を正し、怪我せず、魔法の足を正しく使ってパリSGを悲願のCL制覇に導けば、ついにネイマールが黄金のボールを手に入れる可能性も大いにある。

 世界中の予想合戦も、どんどん盛り上がりそうだ。

取材・文●結城麻里
text by Marie YUUKI
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