前線にはティーラシン、ティティパンの名も。ACLではJクラブと別組に
日本人ファンにも馴染みのあるFWティーラシン(前清水)やMFティティパン(元大分)、この冬の移籍市場で獲得したブラジル人FWジオゴ(前ジョホールDT/マレーシア)、冬の移籍市場で加入し、すでに中盤を操っているMFサーラット(前ムアントン・U)らビッグネームを集めた。また中軸を担うFWチェーンロップやMFチャウワットがチームに新鮮なエッセンスを挿せば、ベテランMFスマンヤーが攻撃陣を上手に束ね、実にバランスが取れている。他にも新旧揃ったタイ代表選手がベンチに並ぶ程の選手層の厚さは、国内屈指だ。
「チームの雰囲気がとても良いんです。リーグ優勝を決めましたが、続く残り試合だって手を抜く空気は少しもありません。4月に開幕を控えるACLに挑むためにも邁進するのみです。ただそのACLグループステージが6月へ延期されるだろうという噂が気がかりでならないですが……』(チーム関係者談)
彼らにとってリーグ制覇は通過点に過ぎない。目指す先にはアジア(ACL)がある。そのために資金力と政治力を前面に押し出した戦略が功を奏している。
タイ王者として出場するACLグループステージでは、昨季ACL覇者である蔚山現代(韓国)やベトナム王者のベトテルFCと同組だ。日本勢との対戦はノックアウトステージまでお預けとなるが、この勢いと強固な戦力を持ってすれば、十分に勝ち上がることも可能だろうと踏んでいる。タイを代表するクラブへと登りつめた”ザ・ラビッツ(BGパトゥム・ユナイテッドの愛称)”に注目だ。
取材・文●佐々木裕介(フリーライター)
「チームの雰囲気がとても良いんです。リーグ優勝を決めましたが、続く残り試合だって手を抜く空気は少しもありません。4月に開幕を控えるACLに挑むためにも邁進するのみです。ただそのACLグループステージが6月へ延期されるだろうという噂が気がかりでならないですが……』(チーム関係者談)
彼らにとってリーグ制覇は通過点に過ぎない。目指す先にはアジア(ACL)がある。そのために資金力と政治力を前面に押し出した戦略が功を奏している。
タイ王者として出場するACLグループステージでは、昨季ACL覇者である蔚山現代(韓国)やベトナム王者のベトテルFCと同組だ。日本勢との対戦はノックアウトステージまでお預けとなるが、この勢いと強固な戦力を持ってすれば、十分に勝ち上がることも可能だろうと踏んでいる。タイを代表するクラブへと登りつめた”ザ・ラビッツ(BGパトゥム・ユナイテッドの愛称)”に注目だ。
取材・文●佐々木裕介(フリーライター)