イングランドのプレミアリーグやスペインのラ・リーガが新シーズン開幕を迎える今週末、タイリーグもついに動き出す。コロナ禍で半年ものブランクを経てのリーグ再開、ファンにとってみれば開幕を待ちわびた心境となんら変わらないだろう。
５月末からコロナ感染者ゼロが続いていたタイ。半年も待たずしてリーグ再開は可能だったはずだが、何故このタイミングになったのか。それは長らく採用してきた春秋制から秋春制へとシーズン移行を決定したことに起因する。
シーズンを欧州主要リーグに合わせることで国際カレンダーに対応しやすくなり、代表チーム強化にも、タイサッカー全体の底上げにも繋がると踏んだのだろう。またタイの気候的にも11月～２月は乾季にあたり、湿気や雨が少ない快適な時期でプレーもしやすく、リーグ運営にも適したシーズン移行と言えるだろう。
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