グリエーズマンの噛み合わせの悪さは相変わらず
グリエーズマンが2得点を挙げるも、ビルバオの気迫とマルセリーノ・ガルシア・トラル監督仕込みの綿密なセットプレーの前には無力だった。そのグリエーズマンにしても活躍してもチームが敗れてしまい、入団以来のまるでチームと別のルートで旅しているような噛み合わせの悪さは相変わらずだ。
最後まで勝負を諦めなかったビルバオが土壇場で同点に追いつき延長戦に持ち込む一方で、フラストレーションを溜め込んだメッシがバルサで初のレッドカードによる一発退場となるなど、両者の明暗はくっきりと分かれた。
最近、負け癖がついているバルサは、ファイナルでも敗れた。チームとしての方向性、成熟度の欠如を改めて露呈し、翻ってビルバオはいつものビルバオだった。監督、会長が誰であろうとここ一番で見せる伝統のチームスピリットと熱量はさすがで、暗中模索のバルサを見事になぎ倒した。
文●ラモン・ベサ(エル・パイス紙バルセロナ番)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事を翻訳配信しています。
最後まで勝負を諦めなかったビルバオが土壇場で同点に追いつき延長戦に持ち込む一方で、フラストレーションを溜め込んだメッシがバルサで初のレッドカードによる一発退場となるなど、両者の明暗はくっきりと分かれた。
最近、負け癖がついているバルサは、ファイナルでも敗れた。チームとしての方向性、成熟度の欠如を改めて露呈し、翻ってビルバオはいつものビルバオだった。監督、会長が誰であろうとここ一番で見せる伝統のチームスピリットと熱量はさすがで、暗中模索のバルサを見事になぎ倒した。
文●ラモン・ベサ(エル・パイス紙バルセロナ番)
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