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【選手権】来季も期待大の下級生ベストイレブン!青森山田、昌平、矢板中央、帝京長岡から各2名を選出

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2021年01月12日

中盤では1年生を2名選出!

MF
谷口航大(山梨学院/2年)
優勝した山梨学院の中盤を支えたボックストゥボックスのボランチだ。鹿島の育成組織出身らしい球際の強さに定評があるプレーヤーだったが、今大会はボールハントに加えて前線にも顔を出して攻撃に厚みを加えた。青森山田との決勝(2−2/4PK2)では中盤から持ち上がって先制弾をアシスト。以降もバランスを取りながら、攻守のリンクマンとして機能した。最終学年を迎える来季は王者の絶対軸として、日本一の経験をチームメイトに伝える役割を担う存在として期待される。

MF
宇野禅斗(青森山田/2年)
序盤は硬さが見られたものの、大会の中盤以降は豊富な運動量と気の利いたポジショニングでアンカーとしての役割を全う。的確なカバーリングや鋭い読みを生かしたボール奪取だけに止まらず、前線に鋭い縦パスを付けるなど攻撃面での貢献度も光った。安斎颯馬(3年)、松木玖生(2年)といったWエースが気持ちよくプレーできたのも、背後に宇野がスタンバイしていたからこそ。攻撃陣を輝かせる上で青森山田に欠かせない仕事人だった。

MF
松木玖生(青森山田/2年)
今大会は圧倒的なパフォーマンスを見せたわけではない。昨年の選手権で4得点を奪って注目を集めたことで相手からのマークも厳しくなり、プレーで要求されるレベルは昨年以上に高くなった。だが、そうした難しい状況でも結果を出せるのは流石の一言。広島皆実との2回戦(2○0)では嫌な雰囲気を吹き飛ばす値千金の先制弾を奪うなど、強靭なメンタリティは今大会でも健在だった。来季は優勝を逃した悔しさを力に変え、2年生10番はさらなるスケールアップを目指す。

MF
廣井蘭人(帝京長岡/1年)
小気味良いドリブルとセンス溢れるラストパス。体格のハンデを補って余りある攻撃性能を持った帝京長岡らしいアタッカーだ。下部組織の長岡ジュニアユースFCからやってきたルーキーは、トップ下や右サイドハーフの位置で躍動。初戦となった履正社との2回戦では狡猾な動きで先制点を奪うなど、ゴール前での迫力も水準以上のものを感じさせた。自身の名前“らんど”の由来となったディズニーランドのように、来季は観ている者をプレーでさらにワクワクさせられるか楽しみだ。

MF
荒井悠汰(昌平/1年)
須藤直輝(3年)、小見洋太(3年)らを擁する昌平において、1年次からポジションを掴んだドリブラーだ。下部組織であるラヴィーダでプレーしていた中学時代から注目され、藤島崇之監督や村松明人コーチも「面白い選手が来年入ってくる」と入学を心待ちにしていた。期待を集めた今大会は得意の左足を駆使し、狭いスペースをいとも簡単に打開。創成館との3回戦(3○0)では強烈なミドルシュートでネットを揺らすなど、残したインパクトは強烈だった。
 
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