【U-22日本代表】ベトナム戦プレビュー|3つのポイントで探る連勝の条件

カテゴリ:日本代表

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2015年03月29日

球際で戦いながら、いかに相手をいなしていくか。

マカオ戦は途中出場で1ゴールを決めた南野。アグレッシブな守備が特長のベトナム相手にも結果を残せるか。 写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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ポイント3|球際の勝負
 初戦のマカオ戦で途中出場した南野は、相手DFとの1対1の場面ではアグレッシブな姿勢を見せていた。「そういうところで勝つか負けるかで、チームとしても変わってくる。そこで戦う姿勢は大事だと思う」と、自身のプレーを振り返っている。
 
 ベトナムの印象について、手倉森監督が「チャージがすごく激しい」と言えば、久保も「球際がすごく激しかった」と警戒を強めているように、第2戦の相手は厳しくボールを奪いにかかってきそうだ。
 
 南野が言うように、球際の勝負をどれだけ制するかは、試合の勝敗を左右する重要な要素となる。日本有利の見方が大勢を占めるが、勝利の可能性を100パーセントに近づける意味でも、ルーズボールの争いや仕掛けの部分にこだわって戦いたい。
 
 もちろん、「当たり負けない、逃げずにぶつかっていく」(南野)ことは重要だが、怪我の心配もあるだけに、「うまくかわすこと」(南野)や「球際を回避できるようなコンビネーションやポジショニングは心がけないといけない」(手倉森監督)。最終戦を見据え、相手をいなしながら、消耗を最小限に抑えるクレバーさも発揮したい。

 なお、日本がベトナムに勝ち、マレーシアがマカオに引き分けるか負けると、日本の1次予選突破が決まる。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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