「メキシコやチリは日本に似ていると言われるけど…」
逆に、後半からメキシコはサイドの起点を有効に使ってきた。ボランチを2枚にしたことで、やや重心が下がらざるをえない部分を、個の能力を活かしたサイドアタックで補っていた。
前半の決定機で1点でも決めていれば、メキシコが2ボランチにすることはできなかったはずで、途中から南野や浅野といった背後を狙える選手を入れて、チャンスを作れていただろう。実際は、メキシコとは対照的に、日本の選手交代はほとんど効果を感じられなかった。
メキシコやチリは、組織的で、フィジカルが圧倒的に優れているわけでもなく、日本と似たようなチームとよく言われるよね。ただ、やはり個の能力の差は大きい。吉田も試合後に話していたが、同じワールドカップでベスト16のチームでも、まだ小さくない差があるし、メキシコのようなチームに勝てないとベスト8には進めない。
下を向いたり、悲観したりすることはない。ここまで無失点を続けてきたし、前半に1点でも決めていれば、この試合もまったく違う展開になっていたはずだ。繰り返しになるが、そこで確実に決められるかは個の能力の問題。各々がクラブチームで精度を上げていくしかない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
前半の決定機で1点でも決めていれば、メキシコが2ボランチにすることはできなかったはずで、途中から南野や浅野といった背後を狙える選手を入れて、チャンスを作れていただろう。実際は、メキシコとは対照的に、日本の選手交代はほとんど効果を感じられなかった。
メキシコやチリは、組織的で、フィジカルが圧倒的に優れているわけでもなく、日本と似たようなチームとよく言われるよね。ただ、やはり個の能力の差は大きい。吉田も試合後に話していたが、同じワールドカップでベスト16のチームでも、まだ小さくない差があるし、メキシコのようなチームに勝てないとベスト8には進めない。
下を向いたり、悲観したりすることはない。ここまで無失点を続けてきたし、前半に1点でも決めていれば、この試合もまったく違う展開になっていたはずだ。繰り返しになるが、そこで確実に決められるかは個の能力の問題。各々がクラブチームで精度を上げていくしかない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部