【日本代表】ハリルホジッチ新体制・初陣メンバーの近況レポート|国内組編

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2015年03月20日

MF編:5連敗中のチームとともに柴崎のパフォーマンスも本調子には程遠く。

前体制から引き続きメンバーに選ばれた柴崎。新監督のもとでは、どのような起用となるか。(C) SOCCER DIGEST

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MF
今野泰幸(G大阪)
今季成績(J1):0試合・0得点
 
 開幕前の2月13日に左太腿裏の肉離れで戦線離脱を余儀なくされ、全治4~6週間と診断されたが、ここまで順調に回復しており、今回の代表選出に至った。
 
 まだ100パーセントの状態とは言えないが、本人は「新しい監督になって始めての合宿でどんな練習をするのか今から楽しみです。毎日の練習を大切にして、学べるところは学んで、試合は結果にこだわりたい」と意気込んでいる。
 
MF
青山敏弘(広島)
今季成績(J1):2試合・0得点
 
 昨季は故障で離脱した時期もあったが、今季はシーズンインまでの調整も順調に進み、開幕戦ではエースの佐藤寿人に約50メートルの超ロングパスをピタリと合わせて、アシストをマーク。松本戦でも的確な判断と確かな技術でゲームメイクし、開幕2連勝に多く貢献した。
 
 代表復帰は本人も強く意識していたところで、新指揮官が好むとされる「パスの正確性」、「攻守の切り替え」、「セカンドボール」、「戦術的な柔軟性」、「豊富な運動量」をハイレベルで持ち合わせている。
 
MF
山口 蛍(C大阪)
今季成績(J2):2試合・0得点
 
 昨年9月に右膝を手術し、3月8日の今季J2開幕戦・東京V戦で211日ぶりの公式戦復帰を果たした。「まだ100パーセントの状態ではない」と語るが、続く15日の大宮戦を含め、素早い寄せ、力強いボール奪取と、離脱前とは変わらないパフォーマンスを見せている。
 
「今後、連戦になった時に膝がどういう反応をするか分からない」と不安は拭えないが、「自分が中心になりたい」と久々の代表戦へ意気込みは強い。
 
MF
柴崎 岳(鹿島)
今季成績(J1):2試合・0得点
 
 公式戦5連敗と低迷するチームにあって、本人のパフォーマンスも不完全燃焼気味だ。左右への配球は安定しているものの、高い位置でラストパスを出す機会は少なく、中盤の底から狙う球足の長いパスもディフェンスの網に引っかかるケースが目立つ。
 
 好材料を挙げれば、運動量か。何度もアップダウンを繰り返すスタミナは維持しており、コンディションには不安がなさそうだ。

【日本代表PHOTO】ハリルホジッチ体制の初陣メンバー|FW&MF編

 
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