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【長友佑都インタビュー前編】「僕は完全にW杯中毒」檜舞台への想いを明かす34歳が引退後に見据えること

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2020年10月23日

日本人の若手と海外の若手ではなぜスケール感が違うのか?

イタリア、トルコ、そしてフランスと渡り歩く長友。その経験値は日本サッカーの得難い財産となっている。(C) SOCCER DIGEST

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 10年以上に渡って海外で戦った経験は何物にも代え難い。イタリアのセリエA、トルコのシュペル・リギ、フランスのリーグ・アン。チャンピオンズ・リーグやヨーロッパリーグにも出場し、ワールドカップの舞台にも3度立った。しかし、多くの試合を経験しても、海外の選手には驚かされてばかり。特に若手のスケール感は凄まじいものがあった。

「育成年代の練習を頻繁に見ていないので詳しい事情は分からないけど、若手がトップチームに上がってきたり、十代のプレーヤーがトップで練習している姿を見ると、日本と違ってスケール感のある選手が多いと感じていた。日本人は技術的に優れていてすごく上手い。でも、すぐにトップチームで勝負できるかと言われるとそうじゃない。フィジカル的なスケールがちょっと違うと感じる」

 では、なぜスケール感が違うのか。フィジカル面はある程度追いつけても、もともと持っている素養もある。鍛えるだけでは相手を上回れない。ただ、長友はそうした身体的な差を別の視点から見ている。

「フィジカル的な差はある。ただ、日本人はパスをつなぐ意識を持ち過ぎて、止まったプレーが多い。つまり、ゴールに向かうプレーが少ないんです。普段から足もとの技術だけを磨いている選手と、足もとの技術を磨きながらゴールへの意識を持って取り組んでいる選手ではフィジカルレベルも変わってくる。技術だけではなく、そういう意味でスケールが違うんです」
 
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