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流経大柏の守護神・松原颯汰がジェフ千葉を選んだ理由。とにかくオーラが凄かったという先輩GKとは…

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2020年10月03日

高校の先輩からもらった「自信を持ってプロの世界に入ってこい」という言葉で…

2年前の選手権では準優勝に貢献。今年度再び決勝の舞台に立つことはできるか。写真:徳原隆元

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――3月の練習参加から9月上旬の正式オファーまではどのような心境でしたか?
「練習参加をした時、最初は4日間の練習参加だったのですが、途中で延長を希望してくださり、トータル1週間もプロの方々とプレーさせてもらいました。そこで『これからも見て行くので頑張って』と言われ、正式なオファーをいただけるように頑張ろうと思っていたのですが……。そこからコロナの影響で練習参加もできないし、公式戦も出来ずに『この話は消えてしまうんじゃないか』と思っていたんです。でも、スカウトの斉藤和夫さん、稲垣雄也さんはずっと気にかけてくださっていて、8月のRyukei Cup(流通経済大柏が主催となって行なわれたフェスティバル)も観に来てくださり、9月のプレミア開幕戦の後に稲垣さんが学校に来てくださって、そこで直接『正式にオファーを出したい』と言われた時は本当に嬉しかったです」

――即答だったのですか?
「稲垣さんから『一度考えてみてくれ』と言われたので、その日は寮に戻って、親と榎本監督と話し合いました。心では決まっていましたが、一度ちゃんと周りの意見を聞いて、落ち着いた状態で回答するようにしました。翌々日に『よろしくお願いします』と伝えました」

――8月のRyukei Cupで観た時は、「この大会で自分を表現する」と言う気持ちがプレーや立ち居振る舞いに現われていました。
「正直、コロナでストップしていたのはみんな一緒だったのですが、8月に入って徐々に他の高校からも内定が発表されて、ちょっと不安になっていた時でした。僕にとってRyukeiCupは進路を決める重要な場と思っていましたが、その2週間前に肩を怪我して大会には間に合ったのですが、コンディションは万全ではありませんでした。だからこそ、コーチングや「絶対に止める」と言う気迫だけでは絶対に負けないように覚悟を持って臨みました」

――揺れ動く中、それでもプロ入りにこだわったのはなぜでしょうか?
「ずっと高卒プロを目標としてやって来ましたし、悩んでいる時に(2学年上の)猪瀬康介(FC琉球)さんがずっと僕を気にかけて連絡をしてくれたんです。その時に『プロになれるチャンスがあるんだったら、お前は飛びついた方がいい。自信を持ってプロの世界に入ってこい』という言葉をもらって、よりプロになりたい気持ちが強くなりました」
 
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