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高校年代でも存在感は抜群の中学3年生!ヴェルディユースにまたひとり将来有望な逸材ドリブラーが出現

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2020年09月16日

プリンスリーグ関東の昌平戦でポテンシャルを存分に発揮!

昌平戦では途中出場から得点にも絡んだ橋本。ヴェルディ期待の新星だ。写真:松尾祐希

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 左利きでドリブラー。“ヴェルディ”にまたひとり楽しみな逸材が現われた。

 今季から東京ヴェルディユースでプレーする橋本陸斗だ。主戦場は右サイドハーフ。独特の間合いが生み出す懐の深いドリブルが特徴で、相手を置き去りにするスピードも持ち合わせる。高校年代で堂々たるプレーを見せているが、まだ中学校3年生というのだから末恐ろしい。U-16日本代表にも継続的に選出されており、今後が楽しみな逸材であるのは確かだ。

 9月12日に行なわれたプリンスリーグ関東の第2節・昌平戦(○3−1)でも、橋本はそのポテンシャルを存分に発揮。1−0でリードしていた64分に投入されると、キレのあるドリブルで相手を翻弄してみせる。166cm・58kgというフィジカル面のハンデをものともせず、右サイドから何度もチャンスを演出した。70分には自ら仕掛けて、ゴール前でファウルを獲得。そのFKから酒井優希(3年)がネットを揺らし、「(拮抗しているから)流れを変えてくれ」という中後雅喜監督の期待に応えるプレーでチームの勝利に貢献した。

 守備やフィジカル面で課題を抱えるが、クラブも橋本のプレーを高く評価している。新シーズンからユースでプレーする一方で、中学校3年生にしてトップチームの練習を経験。3月下旬にはトレーニングマッチに出場するなど、同世代の仲間たちよりも一足早くプロの世界に足を踏み入れた。橋本にとっても上のカテゴリーでの体験は大きな財産。最初はプレースピードに戸惑ったというが、様々なカテゴリーで飛び級した経験が今のパフォーマンスに良い影響を与えているという。

「ユースの試合やU-16日本代表でのプレーは良い経験になっていて、日に日に成長できている実感があります。今年はユースの練習だけでなく、トップチームの活動にも参加させてもらい、高いレベルでプレーしてきました。その体験を試合に生かせているので、自分のプラスになっています」

 15歳の少年が経験したユースとトップチームでのプレー。これが自身の成長を支えている。ただ、飛び級で上のステージに挑むだけで力を付けられるわけではない。コミュニケーション能力と謙虚な姿勢を持っているからだ。
 
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