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名門・東福岡のエースがJユース相手に4発!“赤い彗星”の9番が紆余曲折を経て取り戻した得点感覚

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2020年09月23日

東福岡のエースストライカー、長野星輝が2年次に伸び悩んだワケとは?

東福岡高のエースストライカー、長野がスーパープリンスリーグ九州の福岡U-18戦で4得点の大活躍。選手権予選へ弾みをつけた。写真:松尾祐希

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“赤い彗星”の9番がプロ入りに向け、ギアを上げている。

 185cm・74kgの恵まれた体格、正確なポストプレー、足もとの技術、力強いドリブル突破。高校年代でも指折りの攻撃センスを持つ東福岡のFW長野星輝(3年)がリーグ戦再開と同時に調子を上げてきた。

 9月22日に行なわれたU-18高円宮杯スーパープリンスリーグ九州の第3節。長野はアビスパ福岡U-18戦に先発出場すると、4ゴールの活躍でチームの快勝に貢献した。

 4-1-4-1の最前線に入ると、中盤に降りる動きを混ぜながら攻撃の起点となるポストプレーでチャンスに絡む。収めるだけではなく、隙あらば最終ラインの背後に抜け出して自らゴールも狙った。31分にはPKでチームの2点目を奪い、後半開始早々の46分には自身のポストプレーで起点を作ってチャンスメイク。最後は右SB竹内良(3年)のクロスに自ら合わせ、ネットを揺らした。

 以降もポストプレーと裏への抜け出しで好機を演出。積極的にシュートも放ち、貪欲に結果を求めた。59分にはMF遠藤貴成(3年)のスルーパスに反応。GKとの1対1を制し、ハットトリックとなるゴールを右足で決めた。これで勢いに乗った長野はこの後も止まらない。75分には浮き球のパスにノートラップで合わせ、左足で豪快に蹴り込んだ。12日の第2節・筑陽学園戦はアシストを決めたものの無得点。その悔しさを晴らす結果で自身の存在を強烈にアピールした。

 東福岡でエースストライカーを担う長野。ただ、1年次に注目を集めた一方で昨季は伸び悩んだ。卒業後の進路をプロ一本に絞っているが、現時点でJクラブからのオファーはない。今後のアピールがポイントになるが、何故1年の時から注目を集めていたFWは、思うように成長を遂げられなかったのだろうか。
 
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