やはり別格は…
――ではふたりがエースと訊いて思い浮かぶ選手は?
佐藤
「今だったらレッズの(興梠)慎三かな。でもひとつのチームで長年、活躍している選手って少なくなっている。このチームのエースは誰だと聞かれた時に、パッと出てこないことが増えているのかなと。一方、昔で言えば、ゴンさん(中山雅史/現・沼津)は別格でした。ジュビロだけでなく、代表でも活躍していましたからね」
大久保
「俺らはゴンさんを抜きたいという想いでやってきたからね。最初は絶対無理だろと感じていたし」
佐藤
「嘉人はフロンターレに行く前に何点取っていた?」
大久保
「89点かな。フロンターレで一気に取れたよね」
佐藤
「3年連続得点王だからね。アベレージも高かった。異常だよ(笑)。でもやっぱりエースと言えばゴンさんかな。得点数という観点ではガンバのアラウージョも印象的」
大久保
「1シーズン(34試合)で33点だっけ? えげつないよね」
――やはりゴールが大事だと。
佐藤
「ゴール以外はない。嘉人だってフロンターレに入って、点を取り続けて、苦しい時にチームを勝たせてエースと呼ばれた。そして嘉人のあとは(小林)悠が引き継いだ。悠もしっかりゴールを決めているよね」
大久保
「悠はコンスタントに取っていて、エースと言える。期待感もある。俺がいた時は右サイドをやったりしていたけど、点を取ることで自信がついたはず。やっぱりエースに最も事なのは、苦しい時に結果を残す。そして取り続けること」
※『サッカーダイジェスト』2020年9月10日号(8月26日発売)より一部、加筆・修正して転載。
取材・文●本田健介・多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
佐藤
「今だったらレッズの(興梠)慎三かな。でもひとつのチームで長年、活躍している選手って少なくなっている。このチームのエースは誰だと聞かれた時に、パッと出てこないことが増えているのかなと。一方、昔で言えば、ゴンさん(中山雅史/現・沼津)は別格でした。ジュビロだけでなく、代表でも活躍していましたからね」
大久保
「俺らはゴンさんを抜きたいという想いでやってきたからね。最初は絶対無理だろと感じていたし」
佐藤
「嘉人はフロンターレに行く前に何点取っていた?」
大久保
「89点かな。フロンターレで一気に取れたよね」
佐藤
「3年連続得点王だからね。アベレージも高かった。異常だよ(笑)。でもやっぱりエースと言えばゴンさんかな。得点数という観点ではガンバのアラウージョも印象的」
大久保
「1シーズン(34試合)で33点だっけ? えげつないよね」
――やはりゴールが大事だと。
佐藤
「ゴール以外はない。嘉人だってフロンターレに入って、点を取り続けて、苦しい時にチームを勝たせてエースと呼ばれた。そして嘉人のあとは(小林)悠が引き継いだ。悠もしっかりゴールを決めているよね」
大久保
「悠はコンスタントに取っていて、エースと言える。期待感もある。俺がいた時は右サイドをやったりしていたけど、点を取ることで自信がついたはず。やっぱりエースに最も事なのは、苦しい時に結果を残す。そして取り続けること」
※『サッカーダイジェスト』2020年9月10日号(8月26日発売)より一部、加筆・修正して転載。
取材・文●本田健介・多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)