【J1採点&寸評】川崎 2-0 大分|まさにワンサイドゲーム。川崎、8連勝の立役者は…

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2020年08月09日

川崎――三笘とL・ダミアンは冷静にゴール

破竹の8連勝を飾った川崎。首位を快走する。(C)SOCCER DIGEST

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MF
8 脇坂泰斗 6.562OUT
動きを止めずに周囲に絡み、三笘のゴールをアシスト。ボールを奪い返した瞬間に巧みにポジションを取って攻撃の起点になった。ただ62分の早めの交代はやや消化不良か。
 
FW
11 小林 悠 6(62OUT
動きにキレがあり、右ウイングでのプレーも、上手くゴール前に飛び込んだ。ただ得点は奪えず。ストライカーとしては不完全燃焼のはず。
 
18 三笘 薫 7(77OUT
リーグ戦での初先発を務め、開始5分に3日前のルヴァンカップ・鹿島戦に続くゴールをマーク。「ミスキック」だったと振り返るも、ルーキーながら公式戦3点目と“持っている”男ぶりを発揮。この日は課題と語っていた守備でもよく走った。
 
9 レアンドロ・ダミアン 7
24分に追加点。相手のパスミスを見逃さずに、エリア内に侵入すると、DFを冷静なキックフェイントでかわしてフィニッシュ。ゴールパフォーマンスはこの日が誕生日の息子に捧ぐダンス。
 
交代出場
FW
30 旗手玲央 6(62 IN
当初は小林との交代で右ウイングに入り、その後はインサイドハーフとしてもプレー。柔らかいボールタッチでキープして時間を作るなど、ルーキーFWはセンスの高さを改めて示す。右サイドで組んだD・マテウスに話しかけ、意思を擦り合わせるシーンも。
 
MF
6 守田英正 6.562 IN
86分にワンタッチで宮代へ出したパスなど、フィード力を大いにアピール。的確なポジショニングで相手に反撃のチャンスを与えず、クリーンシートにも寄与した。
 
FW
20 宮代大聖 ―(77 IN
83分には良いリズムで右サイドからカットインしてシュート。ボールはバーの上を越えるが、20歳のFWは徐々に“らしさ”を出せるようになってきた。
 
MF
19 齋藤 学 ―(77 IN
味方とあと一歩、合わない場面があったが、運動量豊富に左サイドを動き回った。本領発揮は次戦以降に期待。
 
DF
7 車屋紳太郎 ―(87 IN
2-0の状況でピッチへ。左SBとして無理をせず、試合を締める任務を遂行。無失点勝利に貢献した。
 
監督
鬼木 達 7
大分のビルドアップをしっかりスカウティングし、指示を送りながら主導権を握る。7連勝中の勢いを活かしつつ、後半はワンサイドゲームを展開。手応えのある勝利を掴んだ。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
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