【J1採点&寸評】川崎 2-0 大分|まさにワンサイドゲーム。川崎、8連勝の立役者は…

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2020年08月09日

川崎――大分をシュートを1本に抑え込む

【警告】川崎=なし 大分=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】谷口彰悟(川崎)

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[J1第9節]川崎2-0大分/8月8日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 7
前からの果敢なプレスで相手を押し込むと、ミスを誘発させて前半で2点のリード。シュート数は14対1と圧倒し、特に後半は相手のシュートは0本と、まさにワンサイドゲームを展開。強さを改めて証明する内容でリーグ8連勝を飾った!! 

MOMはゴールと技術力、守備でも走った三笘、チャンスをキッチリ決めたL・ダミアンも候補も、大分をシュート1本に抑え込んだ守備陣のリーダーを選出したい。
 
【川崎|採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6
ピンチらしいピンチはなし。前半に一本、登里に合わないフィードはあったものの、次の展開を考えたパスも多く、冷静にゴールを守った。
 
DF
17 ジオゴ・マテウス 6
新助っ人SBは嬉しいJリーグデビュー。前半は抑え気味だったが、プレースキッカーも務めた後半は積極的に前へ。後半開始早々に同胞L・ダミアンに送ったセンタリングはあったが、自慢のクロスを今後はより味方に合わせたい。
 
4 ジェジエウ 6.5
快足を活かしたカバーリングは、もはや川崎の“新名物”! 危機察知能力も高く、相棒の谷口と堅固な壁を築いた。フィジカル勝負でも圧巻の強さ。
 
MAN OF THE MATCH
5 谷口彰悟 7
ディフェンスリーダーとして出色の出来。ファウルを取られるシーンはあったが、力強く相手に対応し、自由を奪い続けた。誰よりも声を出していた姿も印象的で、キャプテンとしてチームを牽引した。チームとして前線からの守備の意識の高さはあったとはいえ、試合を通じて主導権を握れたのは、ジェジエウ、登里、田中らとともにこの男がピンチの芽を的確に摘んだからこそ。
 
2 登里享平 6.587OUT
谷口とともに周囲に声をかけながら“影の司令塔”としてチームをコントロール。パスを受けて捌きながらリズムを作り、粘り強い守備も。リーグ戦初先発の三笘を後方から支えた。

MF
25 田中 碧 6.5
力強い前へのディフェンスで大分にプレッシャーをかけ続けた。球際の強さも光り、中盤の強度をグッと引き上げた。66分に大島のヒールパスに抜け出して放ったシュートは惜しくもクロスバーに嫌われるも躍動感があった。
 
10 大島僚太 6.577OUT
トラップ、パスの精度はこの日も抜群で、周囲と連係しながら守備組織も機能させた。後半の途中からはより前でプレーし、チャンスを演出。特に前出の66分に田中に送ったヒールパスは秀逸!! 視野の広さも相変わらずだった。
 
【J1第9節PHOTO】川崎2-0大分|川崎が止まらない!三笘&ダミアンのゴールで勝利した川崎が8連勝達成!
 
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