• トップ
  • ニュース一覧
  • 【松本】3連敗で16位の苦境も、敗戦に射した“一条の光”。昇格組・北九州との一戦に見えた好材料

【松本】3連敗で16位の苦境も、敗戦に射した“一条の光”。昇格組・北九州との一戦に見えた好材料

カテゴリ:Jリーグ

大枝 令

2020年08月03日

フレッシュな戦力が核となってゴールに到達

シーズン途中に加入し、キッカーを務めた久保田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 さらに、得点時のプレーを巻き戻す。CKに至るまでの攻撃は、加入後初出場のアウグストが右サイドをえぐってグラウンダーのクロスを供給し、長期離脱から復帰して2試合目となった吉田将也のシュートで得たもの。キッカーを務めたのはシーズン途中に加入した久保田和音だ。このように、フレッシュな戦力が核となってゴールに到達。チームとしても3試合ぶりの得点で、セットプレーから決めたのは新体制になって初めて。その意味でも今後に繋がる一撃と言えるだろう。

 第10節以降は盛夏の5連戦などでさらなる消耗が見込まれる。だがここに来て高橋諒、セルジーニョら昨季の主軸を務めた面々が全体練習に合流しているだけでなく、一部報道にもあるように、横浜F・マリノスから前貴之が近日加入する予定。連敗中には山本龍平、榎本樹の高卒2年目の2人もJ2デビューを果たし、ともに先発2試合目は成長の痕跡が窺えた。こうしたプラス要素をかき集め、指揮官の言う「誰が出ても力を発揮できる」チームへの変貌を遂げながら捲土重来を期す。

取材・文●大枝令(スポーツライター)

【ハイライト動画】連敗中のチームに射した「一条の光」、中美慶哉のゴールシーン
 
【関連記事】
【松本】新生“布・山雅”が 甲府戦で見せた「修正力」と中断中に深化させた「戦術の幅」
【J再開後の注目株|松本】中断期間で鍛え直したフィジカルと技術。18歳のドリブラーは一見の価値あり!
【番記者コラム】「あんなのはプロじゃない」「24時間、サッカーを考えろ」松本監督が鳥栖をプロフェッショナルへと導いた軌跡
【横浜】東京五輪世代FW前田大然がレンタル加入。「トリコロールの絆いまこそ強く」
あのブラジル人J戦士はいま【第4回】エメルソン――年齢詐称から始まったキャリア。札付きの悪童が“貧民街の天使”へ

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ